SDGs実現と?の流通を?える?新的農業?産情報記録&流通クラウド

神奈川県の情報通信業者が、ものづくり補助金で生産情報を統合記録するクラウドを開発し、データ活用の幅を広げた採択事例です。

株式会社アクト・ノード

この事例のポイント

  • 一次産業の情報化の妨げとなっている生産データの取得が難しく、データを活用しきれていません。
  • 生産現場の記録とデータ集計を自動化するクラウドサービスを開発しました。
  • 生育、環境、作業の情報を統合して記録できるため、原因分析や予測に利用できるデータが得られるようになりました。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アクト・ノード
所在地神奈川県
業種情報サービス業
設立2020年

事業の背景

当社は2020年に創業した、一次産業向けのIT・IoTサービス企業です。製品の仕様を人が決められる工業とは異なり、農業・畜産・水産養殖で生産する生物は遺伝子によって成長結果が制約されます。

そのため、作物の遺伝子が良く発現して成長するように環境を整え続ける必要があり、最適化すべき環境要素や条件は作物や育成段階によっても変わります。代表は大手通信企業などで農業の生産性向上のためのプロジェクトをリードしてきました。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • その他一次産業の情報化の妨げとなっている生産データの取得が難しく、データを活用しきれていません。

やったこと

生産現場の記録とデータ集計を自動化するクラウドサービスを開発しました。作業記録アプリで作業内容や資材を記録し、センサーと連携して環境測定結果を記録します。

生育、環境、作業の情報を統合して記録することで、原因分析や予測に使えるデータを提供します。一次産業の生産現場の情報を記録し、集計・活用するためのシステム開発を行いました。

全国各地の一次産業者と連携して実証を重ね、利用者を徐々に増やしています。

新しい製品・サービス:統合的な生産情報管理クラウドサービス

補助金で入れた設備

経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。

事業の効果

生育、環境、作業の情報を統合して記録できるため、原因分析や予測に利用できるデータが得られるようになりました。生産データの取得が容易になり、データの活用の可能性が広がりました。

データは生産現場だけでなくバリューチェーンでの活用につながり、流通の効率化など社会課題の解決にも貢献しています。全国の一次産業者との実証を通じて利用者も増えています。

出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)

審査の観点ごとの評価

新事業進出・ものづくり補助金

観点の平均3.2 / 514観点のうち12観点で評価

この事例が強かった観点

  • 4
    新しさ・高付加価値一次産業の生産データ活用は普及が進んでおらず、養鶏・エビ養殖・かんきつ栽培などへ多様に広げる新市場の取組である。
  • 4
    波及効果・雇用データが流通効率化など社会課題の解決にも貢献し、川下のバリューチェーンへ波及する効果が書かれている。
  • 4
    イノベーションへの貢献クラウドとAIカメラ・センサー連携による生産データ統合で、一次産業のデジタル化とサプライチェーンの効率化に貢献し得る。

もう一歩だった観点

  • 2
    事業化までの道筋実証を積み重ねながら利用者を増やすとあるが、今後の遂行スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
経営戦略との整合性3.0
  • これまでの取組との一貫性3

    2020年創業の一次産業向けIoT企業で、代表が大手通信企業で農業生産性向上のプロジェクトをリードした経験があり、事業との一貫性が読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    生産データ取得を容易にするクラウドを開発し、養鶏・エビ養殖・かんきつ栽培など多業種へ展開中と、自社の強みと市場の課題が結びついている。

  • 課題の認識と解決3

    生産データの取得が情報化のネックという課題を認識し、記録から原因分析・予測につなげる実効性のある仕組みを示している。

事業の実現可能性2.8
  • 付加価値・賃上げの目標ー

    公開情報では判断できません。

  • 事業を進める体制3

    代表が大手通信企業で農業生産性向上のプロジェクトをリードした経験があり、開発・実証を担う人材の裏付けがある。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    全国の一次産業者と実証を重ね利用者を増やしており、顧客のニーズが実証を通じて裏付けられている。

  • 事業化までの道筋2

    実証を積み重ねながら利用者を増やすとあるが、今後の遂行スケジュールや課題解決の方法は示されていない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性4.0
  • 新しさ・高付加価値4

    一次産業の生産データ活用は普及が進んでおらず、養鶏・エビ養殖・かんきつ栽培などへ多様に広げる新市場の取組である。

公的補助の必要性4.0
  • 波及効果・雇用4

    データが流通効率化など社会課題の解決にも貢献し、川下のバリューチェーンへ波及する効果が書かれている。

  • 費用対効果ー

    公開情報では判断できません。

  • イノベーションへの貢献4

    クラウドとAIカメラ・センサー連携による生産データ統合で、一次産業のデジタル化とサプライチェーンの効率化に貢献し得る。

政策面3.0
  • 成長分野への進出3

    一次産業の情報化を進め、生産データ活用の市場を広げる取組として、農水産業の生産性向上という分野への進出を示している。

  • 地域経済への波及3

    養鶏・エビ養殖・かんきつ栽培など全国の一次産業者と連携して展開しており、地域産業の生産性向上に関わる。

今後の展望

養鶏、エビ養殖、かんきつ栽培など多様な業種でサービスを拡大しつつあります。

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出典・注記
  • 出典:公式の事例集(令和元年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 審査の観点:公募要領 p.44(審査項目)
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。