看板とホームページで、地元に不動産業を知ってもらう
株式会社セブンホーム
東京都のステンドグラス製造販売・不動産会社(従業員8名)国が公開している採択事例です
この事例のポイント
- 不動産業が本業だが、看板がなく、建物の前を通る人にも不動産会社だと知られていなかった。
- 地域の商工会議所の案内で持続化補助金を知り、看板とホームページで知名度を上げることにした。
- ステンドグラスは窓・扉の規格品から、デザイン墓や表札へと用途を広げている。
- 申請は電子申請で行い、書類をそろえる手間を減らせた。
事業の経緯
1995年に現代表が独立し、不動産管理業として創業した。アパートや貸地などの売買・管理に加え、注文住宅も手がけてきた。若い頃からの欧州旅行で出会ったステンドグラスに魅せられ、中国の工房に委託生産を頼んで事業にした。
国内での知名度が上がらず、各地の住宅展示会や海外の展示会に出展して販路を広げてきた。一方で、本業の不動産業は看板もなく地元に知られていなかった。商工会議所の案内で持続化補助金を知り、看板と不動産専用のホームページを整えた。2022年からはデザイン墓の全国販売も始めている。
事業の内容
- 課題:本業の不動産業が知られていない1995年に不動産管理業として独立し、アパートや貸地、資材置き場の売買・管理や、年1〜2棟の注文住宅を手がけてきた。一方で会社には看板がなく、2階にステンドグラスの展示スペースを設けていても、建物の前を通る人にさえ不動産会社だと知られていなかった。ステンドグラスを注文しに来る客が迷うこともあった。
- 課題:ステンドグラスの販路づくり欧州旅行で出会ったステンドグラスを事業にした。自社デザインのサンプルを持って中国のガラス工房を回り、委託生産を始めたが、当初は品質で苦労した。国内での知名度はなかなか上がらず、東京や地方の住宅展示会に何度も出展して宣伝した。
- 取り組み:ステンドグラスの製品づくり色ガラスをアメリカから買い付け、金属の枠でつなぎ、両面に強化ガラスを張り合わせた3層構造で強度を持たせている。背面にミラーを置いた製品も開発し、特許を申請した。窓・扉向けの規格品を約100種類そろえ、オーダーメイドにも応じる。現在は中国の2つの工場に生産を委託し、現地の子会社が工場との間を取り持っている。
- 取り組み:看板の設置地域の商工会議所の案内を見て持続化補助金を使うことにした。通りがかりの人にも不動産会社であることが分かるよう、ステンドグラス製の看板を設置した。
- 取り組み:不動産専用のホームページネットで調べる人にも会社を知ってもらい、不動産の客の不安を減らすため、不動産専用のホームページを作った。申請は補助金の電子申請システムを使い、すべてネットで済ませた。
補助金を使った経費
記事の内容から、小規模事業者持続化補助金の経費区分にあてはめた区分です。
| 広報費 | 看板 |
|---|---|
| ウェブサイト関連費 | 不動産専用ホームページ |
事業の効果
- ステンドグラスの看板で、建物が不動産会社であることを外から示せるようになった。
- 不動産専用のホームページを公開し、地域での知名度を上げる土台ができた。
- 電子申請で書類の準備や印刷の手間が省けた。
事業者の声
ヨーロッパの国々をまわると、住宅の室内だけでなく、様々な場所にステンドグラスが使われています。特に教会のステンドグラスを見た時の感動は忘れられません。住居にステンドグラスがあるだけで華やかな空間になりますし、その辺りの感覚は日本とは違うなと思いましたね。
こういうものが作れるか。
最初は、東京ビッグサイトなどで行われる住宅展示会にも5~6回出展しました。北海道や九州、大阪など地方の展示会にも出展。とにかく宣伝しなければという思いが強かったですね。
実は少し前まで、当社には看板がありませんでした。2階にはステンドグラスの展示スペースも設けていますが、建物の前を通る方にさえ、ここが不動産会社であることはほとんど知られていませんでした。ステンドグラスを注文に来られる方も迷ったりされていたそうです。看板の設置には無頓着で、これまでほとんど気にしてきませんでした。
やはりネット時代なので、ホームページがないと当社が不動産会社であるということを分かってもらえません。不動産専用のホームページを公開して当社を知っていただくことは、不動産関連のお客様の不安解消にもつながります。
「補助金申請システム(jGrants)」を利用しましたが、全部ネットで完結できてよかったです。紙ベースですと、資料を全部集め、印刷だけでも相当な厚さになるため助かりました。
実は10年ぐらい前、ハワイの展示会に3回ほど出展しました。お客様には好評で、商品も買っていただいたのですが、なかなか後が続かなかったですね。
国の支援策も含め、いろんなサービスを利用して、海外展開は絶対にもう一度挑戦したいですし、成功させたいですね。
全国販売を始めたデザイン墓の事業を大きく飛躍させたいですね。この墓石をどれだけ日本国内で広げていけるか、未知なことばかりで、開拓していかなければならないことも多いと思います。デザイン墓が軌道に乗って余裕が出てきたら、ステンドグラス入りの表札など次の製品の展開も考えています。
チャレンジする気持ちがなくなっちゃったら死んじゃうかもしれないかな。楽しみがなくなって…。
東京都のステンドグラス製造販売・不動産会社(従業員8名)
出典
- 中小機構「補助金活用ナビ」の事例記事(当社が書き直し・要約。事業者の声は記事中の発言の引用です)
- 経費区分は、小規模事業者持続化補助金の公募要領の区分に当社があてはめたものです
- 採択率:中小企業庁「採択結果」(第19回)
販路開拓の手段
- 看板:ステンドグラス製の看板を設置し、通りがかりの人にも不動産会社であることを伝える。
- ホームページ:不動産専用のホームページを作り、ネットで探す人に会社を知ってもらう。
相談先と計画づくり
| 商工会議所 |
|---|
不動産会社であることが外から分からないという課題に絞り、看板とホームページの2つで知ってもらう計画にした。看板にはステンドグラスを使い、本業と自社製品の両方を見せられるようにした。
今後の展望
海外のビジネスマッチングや国の支援策を使い、欧米への売り込みに再び挑む。国内ではデザイン墓の事業を伸ばし、軌道に乗ればステンドグラス入りの表札など次の製品も展開する。
この事例の取り組み
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