ものづくり補助金製造業兵庫県専門家確認済み

機械化・ロボット化と海外人材の活用で、ハーネス製造の収益体質を整える

菱南電装株式会社

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名菱南電装株式会社
所在地兵庫県
業種自動車・建機向けハーネス(リードワイヤ等)の製造
従業員数180人
資本金3,510万円

この事例のポイント

  • 機械化・ロボット化を積極的に進めて作業工程を省人化し、ものづくり補助金に採択された。
  • 外国人技能実習生の招へいと機械化による省人化で、人件費を中心に収益体質を改善し、毎期一定の利益を確保している。
  • 海外法人で育てた人材を国内工場でスキルアップさせ、現地法人の中核人材とするなど、国内外の工場で相乗効果をあげている。

事業の経緯

同社は設立50年になる自動車関連、建機関連のハーネス製造業者。国内では姫路、出雲にそれぞれ生産拠点を有している。また他社に先駆けて海外展開を実施しており、現在では海外3拠点(フィリピン、ベトナム、インド)を有する企業。海外での現地取引量についても近年増加しており、海外での販路を確立。引き続き新たな進出国を検討しており、今後も先を見据えた積極的な海外展開が見込まれる。

ハーネス加工から創業して設立50年になり、関係部品の加工、組み立てまで事業を広げて他社と差別化してきた。国内では姫路と出雲に生産拠点を持つ。

他社に先駆けて海外展開を進め、フィリピン、ベトナム、インドの3拠点を持つ。1997年から海外研修生を受け入れ、海外法人で育てた人材を国内工場でスキルアップさせている。機械化やロボット化による省人化も進め、ものづくり補助金にも採択された。

事業の内容

  1. 課題:人件費を中心とした固定費の削減人件費を中心とした固定費を抑え、製造コストの削減を通じて持続的な収益を得ることが課題だった。
  2. 取り組み:自社一貫体制と機械化・ロボット化リードワイヤ組立に専念し、ハーネス加工から創業した。その後は関係部品の加工、組み立てまで事業を拡げることで他社と差別化した。昨今では自動車関連部品のみならず、巻線加工を施し、産業機械分野や建設機械分野へも販売実績をあげるなど、業界内では相応の知名度を持つ。製造工程においては積極的に機械化やロボット化を推進し、作業工程の省人化を推進することで、ものづくり補助金にも採択された。製品の革新性は認められる。
  3. 取り組み:技能実習生の招へいと海外展開外国人技能実習生の招へい、機械化による省人化などにより、人件費を中心に収益体質を改善した。毎期一定の利益を確保できるビジネスモデルを構築している。他社に先駆けて海外展開を実施し、製造コスト削減を通じた持続的な収益につながるビジネスモデルを現在は確立している。フィリピン工場についてはレプコの名称で近年現地取引も拡大している。国内需要のみならず、海外での需要についても取りこぼさずに対応することで業容を拡大している。
  4. 取り組み:国内工場と海外工場のシナジー1997年から海外研修生の受け入れ(現地法人より)を実施した。具体的には延べ研修生136名、技能実習生58名を受け入れた。海外法人で育成した人材を国内工場でスキルアップを図り、技能を習得した後は現地法人で中核人材として活躍してもらうなど、国内工場と現地法人で相乗効果を発揮できる取り組みを行っている。積極的な海外人材育成を行っていることから、十分なダイバーシティへの取り組みがなされている。

事業の効果

  • 外国人技能実習生の招へいや機械化による省人化などで、人件費を中心に収益体質を改善した。
  • 毎期一定の利益を確保できるビジネスモデルを構築した。
  • 海外での現地取引量が近年増加し、海外での販路を確立した。
  • 1997年から、延べ研修生136名、技能実習生58名を受け入れた。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中3項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性自社一貫体制と海外展開を軸に、省人化と人材育成を進める方針をとっている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性毎期一定の利益を確保できるビジネスモデルをすでに構築している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 68件
—新市場性・高付加価値性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
◎政策面海外人材の育成を通じて、ダイバーシティへの取り組みがなされている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 17件

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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出典

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直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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