消える予定だったペットサロンを引き継ぎ、受診動作の訓練を新サービスに

RISPETTO株式会社

成果2店舗で新サービスを始め、従業員のサービスの水準が上がった。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 代表が営む会社の顧問弁護士から、M&Aの話を持ちかけられた。
  • 店の移転や施設の改善で経営を立て直せると考え、雇用を守ることも決め手になった。
  • 事業譲渡で設備と人員を引き継ぎ、新しい会社を設立した。
  • 1店舗は賃貸の契約を結び直して、家賃の負担を軽くした。

事業者のプロフィール

事業者名RISPETTO株式会社
所在地兵庫県
業種ペットのトリミングサロン
従業員数33人

事業の経緯

兵庫県で、2022年2月ごろ、代表が営む会社の顧問弁護士からペットサロンのM&Aの提案を受けた。店を条件の良い場所に移したり、本社のドッグランや宿舎を良くしたりすれば立て直せると考えた。

多くの従業員がいる事業で、働く場を守ることが地域への貢献になるとも考えた。

2022年6月に設備と人員を引き継ぐ事業譲渡で、新しい会社を設立して事業を継いだ。もともとなくなる予定だった事業は続き、従業員も職を失わずに済んだ。

2店舗で受診動作の訓練の新サービスを始めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 消える予定だった事業2022年2月ごろ、代表が営む会社の顧問弁護士からM&Aの提案を受けた。もともと事業はなくなる予定だったが、多くの従業員がおり、働く場を守ることが地域への貢献になると考えた。

やったこと

  1. 事業譲渡による承継店を条件の良い場所に移したり、本社のドッグランや宿舎を良くしたりすれば立て直せると考えた。2022年6月に設備と人員を引き継ぐ事業譲渡で、新しい会社を設立して事業を継いだ。
  2. 受診動作の訓練の準備動物にストレスを与えずに手入れや健康管理を行う、受診動作の訓練(ハズバンダリートレーニング)を始めるため、2店舗で従業員を教育し、業務の体制を整えた。
  3. 店舗の改装と賃貸契約の見直し1店舗で訓練のための改装を行った。もう1店舗は家賃の負担を軽くするため移転を打診し、借り方を変える形で賃貸の契約を結び直した。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 2店舗で新サービスを始めることができた。
  • 対象の従業員の新サービスへの知識と理解が深まり、全体のサービスの水準が上がった。
  • 事業を引き継いだことで、地域に欠かせないトリミングの事業が続き、従業員も職を失わずに済んだ。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.8 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的顧問弁護士の提案を受け、従業員33名の雇用を守ることが地域貢献になるとの目的が明確に示されている。消える予定の事業を承継する必要性が具体的に説明されている。
  • 4
    計画の具体性と体制2022年2月の提案、6月の事業譲渡、2店舗での従業員教育と改装、賃貸契約の見直しと段階的な流れが具体的に示され、実行可能な計画となっている。
  • 4
    事業の継続承継後も地域に欠かせないトリミング事業が続き、従業員も職を失わずに済んだと記載されている。新サービス開始で事業の継続と成長の道筋が示されている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    顧問弁護士の提案を受け、従業員33名の雇用を守ることが地域貢献になるとの目的が明確に示されている。消える予定の事業を承継する必要性が具体的に説明されている。

実現可能性4.0
  • 計画の具体性と体制4

    2022年2月の提案、6月の事業譲渡、2店舗での従業員教育と改装、賃貸契約の見直しと段階的な流れが具体的に示され、実行可能な計画となっている。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    店舗の移転や施設改善で経営を立て直せるとし、新サービスも始めたとあるが、売上や利益の増加を示す数字は記載されていない。

継続性4.0
  • 事業の継続4

    承継後も地域に欠かせないトリミング事業が続き、従業員も職を失わずに済んだと記載されている。新サービス開始で事業の継続と成長の道筋が示されている。

事業者の声

(元々当事業が消滅する予定だったが)事業承継をすることにより、地域に欠かせないペットトリミングの事業が継続ができ、従業員の職も失うことなく、地域貢献できていることが良かった点です。経営革新事業で取り組んでいる関西では独自のハズバンダリートレーニングでペットと飼い主のより良い関係性を築くお手伝いをすると共に、当社の知名度が浸透し、地域に無くてはならない事業として定着することに期待があります。

兵庫県のペットのトリミングサロン(従業員33名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

店の改装と経営の立て直し、新サービスの導入を終えて力をつけたら、ドッグフードの製造販売や海外のペットサロンとの提携に取り組む。スタッフの交換で新しい技術を取り込み、事業を広げたい。

新サービスはまだ知られていないため、広報の方法も考える。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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