デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)福祉・医療神奈川県

スマホとICタグで訪問介護の記録を完結させる

有限会社 青空

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名有限会社 青空
所在地神奈川県
業種訪問介護・居宅介護
従業員数150人
事業の紹介訪問介護、居宅介護を中心に事業展開。訪問介護サービス利用者は約300人と、比較的規模が大きい。訪問介護サービスのサービス提供責任者9名、登録ヘルパー約80名居宅介護支援のケアマネージャーは11名。
相談先組合

この事例のポイント

  • 多機能すぎるソフトは使いにくいため、訪問介護の業務処理に特化したITツールを選んだ。
  • 利用中の介護保険業務システムとデータ連携できることを確認して選んだ。
  • 組合からIT導入補助金の情報を得て、組合のセミナーでITツールの紹介を受けた。

事業の経緯

訪問介護の1回あたりのサービス時間が限られるなか、管理側は月末に報告書を集めて実績をチェックし、介護保険請求と給与計算を行うため、月初の業務に大きく時間を取られていた。

組合からIT導入補助金の情報を得ており、組合のセミナーで介護系ITツール数社の紹介を受けた。訪問介護に特化し、利用中の介護保険業務システムとデータ連携できるITツールを選んだ。

事業の内容

  1. 課題:サービス時間の制約と月初の事務訪問介護の1回あたりサービス時間が限られてきており、ヘルパーはできるだけサービスに時間を投下したいと考えていた。管理側は、月末に報告書を集めてサービス提供実績をチェックし、介護保険請求、そして給与計算を行うため、月初の業務に大きく時間を取られていた。お正月でもゴールデンウィークでも、担当者は月初の数日休めない状況だった。
  2. 課題:専門職が本来業務に使える時間事務処理業務を軽減し、介護の専門職が、本来業務や現場での指導に時間を使えるようにしたいと考えていた。
  3. 取り組み:セミナーでITツールを選定組合からIT導入補助金の情報を得ていた。組合にてIT活用のセミナーがあり、介護系ITツール数社のサービス紹介があった。多機能すぎるソフトは使いにくいので、訪問介護の業務処理に特化しているITツールに着目した。現在利用している介護保険業務システム「介舟」とデータ連携できることを確認して選定した。
  4. 取り組み:導入したITツール訪問介護サービスの記録・連絡を支援するスマートフォンを利用したITツール。鉄道に乗る際のICカードと同様に、利用者宅に置いたICタグをスマートフォンでタッチすることで、出退勤の時刻を自動登録できる(ヘルパーもICカードで識別する)。サービス内容をスマートフォン画面から入力して送信すれば報告が終わるので、紙の報告書が不要になる。介護保険業務システムとデータ連携し、計画の取り込みや実績のアップができる。

補助金を使った経費

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

ソフトウェア費スマートフォン用の訪問介護記録ITツール

事業の効果

  • 利用者宅では、スマートフォンのタッチにより出退勤時間の記録ができ、サービス内容の報告もスマートフォンで完了する。手書きの報告書作成作業がなくなり、現場ではよりサービスに時間を使えるようになった。
  • 訪問介護実績を請求システムに入力する作業が不要になり、日々データを確認しておくことで月末作業は大きく削減された。専門職は利用者との接触時間を増やすことができた。
  • ペーパーレス化により、記録用紙の分類・保管業務がなくなった(一部必要な書類は紙で残している)。
  • サービス提供責任者を事務作業から解放し、現場業務や指導に当たる時間が確保できる目途が立った。休暇も取りやすくなる。
出典

相談先と計画づくり

その他組合

組合のセミナーで介護系ITツールの紹介を受け、訪問介護に特化し、利用中のシステムとデータ連携できるものを選んだ。

今後の展望

サービス提供責任者を事務作業から解放し、現場業務や指導に当たる時間を確保する見通しが立った。

この事例の取り組み

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