事業再構築補助金その他神奈川県専門家確認済み

中古衣料のリサイクル事業に進出し、工場の建替えと設備で海外へ販路を開く

ベストトレーディング株式会社

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名ベストトレーディング株式会社
所在地神奈川県
業種資源回収・リサイクル(使用済み飲料容器、中古衣料)
従業員数45人
資本金3,000万円

この事例のポイント

  • コロナ禍で飲料販売量が減るなか、従来のリサイクルのノウハウを生かして、中古衣料のリサイクル・リユース事業に参入した。
  • 第3工場の建屋の建替えと梱包用プレス機の導入で、中古衣料の取扱量の増加に対応できる体制をつくった。
  • 従業員47名のうち12名が障害者で、個別支援や職場環境の整備に取り組んでいる。

事業の経緯

1959年創業のリサイクル事業を主軸とする企業である。神奈川県厚木市に拠点を置き、「原点を超えて未来へ一環境と福祉事業を通じて人々に幸せを」という経営理念のもと、使用済み飲料容器やプラスチック、中古衣料などの回収・再資源化に取り組んでいる。従業員47名のうち12名が障がい者であり、積極的な雇用を通じて、障がい者が活躍できる職場環境の整備と就業力向上支援に貢献している。※2023年はばたく中小企業・小規模事業者300社(事業再構築・生産性向上分野)受賞。

1959年創業のリサイクル事業を主軸とする企業で、24年前から使用済み飲料容器の回収・再資源化に取り組んできた。コロナ禍の外出自粛や在宅勤務で、自動販売機からの飲料販売量が減った。

従来事業のノウハウを活かして新たな収益源を探り、事業再構築補助金で第3工場の建屋を建て替え、梱包用プレス機を導入して、中古衣料を再商品化し海外へ販売する事業に参入した。国内外のネットワークで海外の販路も開拓し、障害者雇用にも力を入れている。

事業の内容

  1. 課題:コロナ禍による既存事業の落ち込み1959年創業のリサイクル事業を主軸とする企業で、24年前からリサイクル事業を開始し、ペットボトル、缶、ビン、紙パックといった使用済み飲料容器の回収・再資源化に取り組んでいる。コロナ禍において、外出自粛や在宅勤務の増加により、自動販売機からの飲料販売量が減少した。
  2. 取り組み:中古衣料のリサイクル・リユース事業への参入この逆境に対し、従来の事業で培ってきたノウハウを活かし、新たな収益源の確保を目指した。事業再構築補助金を活用し、中古衣料を再商品化して海外へ販売する新事業を展開した。衣類の廃棄量削減と資源の有効活用も推進している。
  3. 取り組み:第3工場の建替えと梱包用プレス機の導入第3工場の建屋を建て替え、梱包用プレス機を導入することで、中古衣料の取扱量の増加に対応できる体制を構築した。
  4. 取り組み:国内外のネットワークを活用した販路開拓従来事業で築いてきた国内外のネットワークを活用し、新たな販路の開拓にも成功した。
  5. 取り組み:障害者雇用と働きやすい環境づくり障害者雇用を積極的に推進している。従業員47名のうち12名が障害者で、その比率は約44%と非常に高い。障害の種類や程度に応じた業務内容や作業環境の調整、定期的な面談による個別支援などを行っている。2023年には事務所をリニューアルし、明るく清潔感のある、働きやすい環境を整えた。ICT技術の導入による業務効率化やコミュニケーション支援など、従業員満足度向上の取り組みも積極的に行っている。
  6. 取り組み:持続可能な社会への貢献再生可能エネルギーの産出や廃棄物処理方法の研究など、SDGsの達成に貢献する活動にも取り組んでいる。

補助金を使った経費

事業再構築補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

建物費第3工場の建屋の建替え
機械装置・システム構築費梱包用プレス機

事業の効果

  • 中古衣料の取扱量の増加に対応できる体制を構築した。
  • 国内外のネットワークを活用し、新たな販路の開拓にも成功した。
  • 海外販路の開拓に成功し、事業の多角化と収益向上を実現した。
  • 従業員47名のうち12名が障害者で、その比率は約44%である。

審査項目に合っていた点

事業再構築補助金の審査項目

合致した審査項目4 / 5項目
後継の中小企業新事業進出補助金の直近(第4回)の採択率33.9%応募1,499件・採択508件

出典:公募要領 p.44(審査項目)

◎経営戦略との整合性従来事業のノウハウと国内外のネットワークを生かし、中古衣料の事業を新たな収益源にする。この項目が◎の事例 23件
◎事業の実現可能性建屋の建替えとプレス機の導入で取扱量の増加に対応し、海外の販路開拓に成功した。この項目が◎の事例 21件
◎新市場性・高付加価値性中古衣料を再商品化して海外へ販売する、新しい事業である。この項目が◎の事例 23件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。
◎政策面衣類の廃棄量削減と資源の有効活用に貢献し、障害者の雇用を生み出している。この項目が◎の事例 10件

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。事業再構築補助金は募集が終わっているため、後継の新事業進出・ものづくり補助金の審査項目で見ています。

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商工会の支援を受け、外国人旅行者と地元住民が交わるゲストハウスを開く

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成果宿泊した外国人旅行者は長期滞在が多く、バーで知り合った地元住民との新たな交流も生まれている。

地域の魅力発信の経験から、外国人旅行者向けのゲストハウス事業を構想した。

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震災で廃業の危機に陥ったあと、祭り装束の復元で業績を回復し、伝統の染物技術を使った自社製品を他企業と共同開発した。

出典

今後の展望

障害者がそれぞれの能力を発揮できる環境づくりを進め、ICT技術の導入による業務効率化やコミュニケーション支援で、従業員満足度を高める。再生可能エネルギーの産出や廃棄物処理方法の研究にも取り組む。

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事業再構築補助金について

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