充填機と急速冷凍機で、冷凍スムージーを店の外でも売れる商品に
有限会社ベビブレ
岐阜県のスムージー専門店(従業員10名)国が公開している採択事例です
この事例のポイント
- 手作業のパック詰めが、ケータリングやイベントの増加に追いつかなかった。
- 複数のメーカーの機械を実際に触って比べ、使いやすさで選んだ。
- 急速冷凍で、店頭と同じ状態のまま長く保存できるようになった。
- コロナ禍で店舗の売上が落ちても、冷凍品のネット販売で別の収入源をつくれた。
事業の経緯
現代表はほかの業界での経験を経て、2007年に野菜と果物のスムージー専門店を立ち上げた。最初に地元に開いた店は軌道に乗らず約1年で閉じたが、キッチンカーで地域のイベントや東京のマルシェに出店して手ごたえをつかみ、都心の商業施設に店を開いた。海外でもライセンス契約で3店舗を展開している。
設立10周年の2017年に冷凍のパック詰めスムージーを売り始め、企業とのコラボも増えたが、手作業のパック詰めが追いつかなくなった。2019年にものづくり補助金で充填機と急速冷凍機を入れ、製造を機械化した。コロナ禍で店舗の売上が落ちると、この体制を生かして2020年にECサイトを開いた。
事業の内容
- 課題:手作業のパック詰め設立10周年の2017年から冷凍で届けるパック詰めスムージーを売り始めたが、パック詰めは手作業だった。企業とのコラボやケータリング、イベントが増え、製造の力が事業を広げる速さを左右していた。
- 取り組み:充填機と急速冷凍機ものづくり補助金で、2019年に充填機と急速冷凍機を入れた。充填機はパック詰めを機械化して作業を速くするため、急速冷凍機はかくはん後すぐに凍らせて鮮度や栄養を保ち、長く保存できるようにするためである。生鮮食品の冷凍にも使われる高品質な機械を選んだ。
- 取り組み:機械の選び方複数のメーカーの機械を比べ、実際に操作して使いやすさを確かめた。手作業が少ない機械ほど高価だが、生産性は売上に直結すると判断した。
- 取り組み:ECサイトの開設コロナ禍でインバウンドに支えられていた都心の店舗の売上が大きく落ちた。冷凍スムージーを安定してつくれる体制があったため、2020年に手軽に開けるサービスを使ってECサイトを開き、店舗も持ち帰り商品が目立つ配置に改めた。
補助金を使った経費
記事の内容から、ものづくり補助金の経費区分にあてはめた区分です。
| 機械装置・システム構築費 | 充填機 |
|---|---|
| 機械装置・システム構築費 | 急速冷凍機 |
事業の効果
- 充填作業の効率が格段に上がり、製造工程の生産性が大きく向上した。
- 店頭に出す状態のまますぐにパック詰めして凍らせられ、おいしさと栄養を保ったまま長く保存できるようになった。
- 2020年に開いたECサイトが、店舗とは別の売上の柱になった。
事業者の声
店頭に出すときの状態で瞬時にパック詰めして、急速に凍結できるので、おいしい状態のままお届けできるんです。生鮮食品の冷凍にも使われるような、高品質な機械を選んだのですが、このタイミングで機械を入れられてよかったです。
何をやるにも体が資本なので、健康に役立ち、おいしく飲める商材として今後もやっていきたいと思っています。お店で飲むだけではなく、家庭やオフィスで、手軽に口にできるものですからね。新しい連携活動もぜひ進めていきたいです。
岐阜県のスムージー専門店(従業員10名)
出典
- 中小機構「補助金活用ナビ」の事例記事(当社が書き直し・要約。事業者の声は記事中の発言の引用です)
- 経費区分は、ものづくり補助金の公募要領の区分に当社があてはめたものです
- 採択率:中小企業庁「採択結果」(23次)
今後の展望
企業との連携をさらに進め、各地の野菜や果物を使った特別なスムージーの開発で地域との連携にも取り組む。家庭やオフィス、病院の売店などで手軽に飲めるものとして広げていきたい。
この事例の取り組み
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ものづくり補助金について
直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
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