ものづくり補助金平成24年度北海道

小豆やいんげん豆等の雑豆を原料とした酵素発酵による乾燥粉末素材の開発

株式会社丸勝

この事例のポイント

  • 雑豆類は消費量が年々落ち込んでおり、販売が伸び悩んでいる。
  • 小豆やいんげん豆などの雑豆を炊いたのち、磨砕して酵素発酵させた。
  • 新規製法により雑豆の飯粒子のザラザラ感を抑えた滑らかな微粉末を開発した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社丸勝
所在地北海道 帯広市
業種食料品製造業
技術分野発酵
従業員数120人
資本金5,100万円
設立1954年

事業の背景

株式会社丸勝は帯広市の穀物の仕入れ・販売を主力とする会社で、乳製品、飲料、菓子などの製造許可も持つ。雑豆類は全国に販売しているが、消費量は年々落ち込んでいる。北海道の輪作体系に入る豆類の作付面積を維持するため、新しい業界に売り込める商品開発が求められていた。過去に酢を生産したノウハウを豆のパウダーに応用できないかと考えたのが開発の始まりだった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力雑豆類は消費量が年々落ち込んでおり、販売が伸び悩んでいる。
  • 新製品・新技術大豆に代わるノンアレルゲン素材を創り出す必要があった。
  • 品質・精度加熱処理で生じる細胞の粒子がザラザラ感を残し、他の食品に混ぜると舌触りが悪かった。

やったこと

小豆やいんげん豆などの雑豆を炊いたのち、磨砕して酵素発酵させた。油圧プレス機で搾り、搾りかすを減圧乾燥機で粉末化した。最終の一般生菌の殺菌に苦労したが、新規製法で雑豆類の微粉末を開発した。導入した油圧プレス機と減圧乾燥機は、補助金を受けて地元企業に依頼した。

新しい製品・サービス:小豆やいんげん豆などの雑豆を原料とした酵素発酵による乾燥粉末素材

事業の効果

新規製法により雑豆の飯粒子のザラザラ感を抑えた滑らかな微粉末を開発した。小豆の微粉末はグラノーラの原料に採用された。粉末化により様々な食品や料理に手軽に使えるため、新たな食材として多彩な食品マーケットに入り込む機会が得られると考えられている。

今後の展望

より安価にしなければ普及は難しいが、雑豆の粉末素材を多彩な食品マーケットに広げていく考えである。

事業者の声

何なんだろうね、ことの『雑豆(ざつまめ)』って(言う呼び名)!別に雑でも汚い豆でもないのに

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。