高機能充填設備導入による高粘性または具材入り製品の生産性と品質の向上
高粘度商品や具材入り商品に対応できる高機能な充填設備を導入した。
株式会社今井産業
成果波型加工の幅 360mm→650mm
| 事業者名 | 株式会社今井産業 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 平川市 |
| 業種 | 建築材料、鉱物・金属材料等卸売業 |
紙の段ボールを活用した雑貨やフラワー品が流行している。弊社は薄い木板への連続曲げ加工技術と、青森県の恵まれた木材資源を活用し、大型かつ上質な木質の段ボール状素材板や波型状ボードの開発を長年目指してきた。継続してきた波型加工技術と加工機械の独自開発により、廃棄・焼却されていた木材端材を再利用可能な環境にやさしい波型木質新素材「e・Wood+」を生み出したが、量産体制は整っていなかった。
抱えていた課題
やったこと
本事業では生産体制を構築するとともに、素材板の大型化及び長期的な品質安定化を目指した試作開発を行った。波型形状の改良として、大型化に向けた形状保持の安定度を検討した。導入設備は、650mm幅対応の曲げ癖熱ロール機(波型ボードをコルゲート形状に折り曲げるために活用)、蒸気加熱式プレス機(折り曲げた波型ボードを熱成形するために活用)、冷却プレス機(高温湿で折り曲げられた波型ボードを急速冷却するために活用)である。試作品では放射効果の確認、波型形状を利用して気流を循環させるサーキュレーション機能の検討、留め付け時の割れ試験による施工性と強度の確認を実施した。
新しい製品・サービス:波型木質新素材「e・Wood+」
機械装置導入により波型加工幅が360mmから650mmに拡張され、1加工での仕上がり幅が2倍となって生産量が倍増した。冷熱乾燥法により乾燥時間が自然乾燥の半分以下に抑えられ、組織構造の再生により強度が増した。プラスチック樹脂の浸漬で木材特有の狂いや反りを防止できることを実証し、波型形状の成形技術と含水率の最適化で収縮等の変化を抑制した。
異業種企業とのコラボレートマーケティングを展開する仕組みを構築し、各企業がオリジナル商品をベースに開発を行い新たな市場創出を目指す。異業種企業と連携して「e・Wood+」のJAPANブランド化を図り、ビジネスモデルを確立する。温度や湿度等の影響による長期的な形状安定性については今後検証予定。
高粘度商品や具材入り商品に対応できる高機能な充填設備を導入した。
課題解決のため新工場を建設し、そこで使用する加工品製造・生産性向上・衛生管理の機械設備を導入するとともに、新商品の開発に着手した。
効果:商品製造量 1倍(従来比)→3倍(従来比)
溶接工程の効率化と増産のため、最新機種の溶接ロボットを中心とした「コンテナハウスRB溶接装置」を導入した。
効果:1棟当たりの溶接時間 48分→20分