自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
杉本製茶株式会社
| 事業者名 | 杉本製茶株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 島田市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,精密加工 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1946年 |
当社は昭和21年に杉本商店として創業し、大井川流域の山間部で栽培されたお茶を製造・販売してきた。平成10年に米国への海外輸出を始め、平成17年に現地法人を設立し、平成24年からは粉末緑茶の輸出も開始した。米国では粉末緑茶の機能性食品としての需要が増えている一方、市場の約8割は東南アジアの低価格商品が占めている。
抱えていた課題
やったこと
今回の補助事業では、乾燥茶葉を粉砕機で粉砕した後、粉末茶を人の手に触れることなく充填できる充填機を導入した。導入した粉砕機はビーズと呼ばれる球体の媒体を用いてマイクロもしくはナノメートルの領域まで細かく粉砕させ、冷却装置を併用して粉砕工程での茶葉の温度上昇を抑えることで、色と風味を損なわずに自社管理を可能にし、これまでの約半分の期間で加工ができるようになった。充填機の導入により粉末緑茶に直接手を触れずに菌汚染を防ぎ、正確な検体の採取も可能になった。併せて社内の食品安全管理体制を構築し、世界基準の食品衛生管理マネジメントを確立した。そして平成26年3月に、緑茶の製造から梱包を対象とした食品安全マネジメントシステムFSSC 22000の認証を取得した。
| 加工機 | 粉砕機 |
|---|---|
| 加工機 | 充填機 |
粉砕工程の自社管理が可能となり、加工期間がこれまでの約半分になった。充填機の導入により粉末緑茶への菌汚染を防ぎ、正確な検体採取もできるようになった。FSSC 22000の認証取得で食品の安心・安全の管理体制が確立され、味・香り・色調に優れた高品質な粉末茶を低価格で生産できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の海外輸出(1998年米国、2012年以降粉末緑茶)と現地法人設立の延長に粉末緑茶の輸出拡大が位置づけられている。
米国市場で東南アジア製の低価格品が約8割を占める中、低コスト・短納期・高品質化の課題を具体的に挙げ、対応策を示している。
外部委託粉砕や委託先任せの衛生管理という課題を認識し、粉砕機・充填機の導入で加工期間を約半分にする計画が示されている。
加工期間が約半分になると書かれているが、売上増や賃上げにつながる具体的な目標値は示されていない。
FSSC22000認証取得や社内食品安全管理体制の構築が書かれ、実施体制の一端はうかがえるが、人材や事務体制の記述は薄い。
色・香り・風味を損なわず高品質な粉末茶を低価格で生産できる点や、米国の取引先からの要望が具体的に示されている。
導入設備と認証取得の順序は示されているが、中長期の課題検証や詳細なスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
粉末緑茶の機能性食品需要が米国で増加し、高品質化で価格競争を避ける方針が示され、高付加価値化の意図が読み取れる。
静岡茶の生産農家の収入減や産地存続への懸念がうかがえるが、雇用創出や波及効果を明示する記述は少ない。
加工期間が約半分になったと書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
ビーズ式粉砕や充填機による非接触充填など新技術の導入はあるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
海外輸出や機能性食品市場への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
大井川流域の山間部で栽培された地元茶を世界に提供する方針が書かれ、地域特性を活かす姿勢が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はさらに多くの地元のお茶を世界に提供していくことを目指している。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名