3Dレーザースキャナを活用した効率的で高精度な測量計測技術への展開事業
2015年2月に3Dレーザースキャナを導入し、3次元計測などの測量技術を組み合わせる取り組みを始めた。
有限会社山陰ボデー
| 事業者名 | 有限会社山陰ボデー |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 山口県萩市 |
| 業種 | 自動車整備業 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
山口県萩市で板金・塗装、車両販売、ロードサービス、車検整備、保険などを手掛けている。最も大きな売上を占めるのは板金・塗装事業で、主な顧客は損害保険会社や自動車ディーラーである。自動車の車体構造は多様化・高度化しており、次世代自動車の修理に対応できる工場に受注が集中すると予想される。業界全体の修理件数は減少している。
抱えていた課題
やったこと
自動車の損傷を正確に計測するため、三次元計測機を導入した。目視では判断しにくい車体寸法を高精度に計測できるよう、三次元計測機を用いたコンピューター診断を取り入れた。地球環境に配慮するため、水性塗装ブースを導入した。水性塗装ブースは山口県内でいち早く導入し、次世代自動車を修理できる体制を整えた。
三次元計測機の導入により、経験の少ない作業員でも正確かつ短時間で損傷箇所を計測できるようになり、作業の生産性が大きく向上した。修理前と修理後のデータを数値化して顧客に明確に説明できるようになり、顧客満足度も向上した。若い作業員でも早期に戦力化できるため、人材確保の面でも効果があると考えられる。水性塗装ブースの導入により完成車メーカーのニーズに対応できるようになり、溶剤系塗料から発生する有害物質も抑制して作業員の労働環境と身体的負担の改善につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
板金・塗装事業が最大の売上で、環境変化への対応として設備投資を継続する方針が示されているが、過去の取組との連続性の詳細は薄い。
完成車メーカーの水性塗料ニーズや次世代車の修理集中予測を踏まえ、板金・塗装の技能水準の高さを競争力として挙げている。
目視計測の困難化という課題を認識し、三次元計測機と水性塗装ブースで解決する方針が具体的に書かれている。
生産性向上や人材の早期戦力化は述べられているが、数値の目標や付加価値額の目標は示されていない。
板金・塗装全国大会で毎年優秀な成績を収める技能水準と従業員14人の体制が記載されている。
顧客は損害保険会社やディーラーで、完成車メーカーの水性塗料ニーズに応えることが選ばれる理由として整理されている。
導入後の展望として販売事業の強化が書かれているが、本事業の遂行スケジュールや導入手順は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
水性塗料は溶剤系より高コストだが、山口県内でいち早く導入し、高水準の対応力を持つ点が示されている。
次世代車の修理対応や県内の環境対応の遅れに触れているが、波及効果や雇用創出の具体的な記載は少ない。
生産性が大きく向上したとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
三次元計測機によるコンピューター診断の導入は示されているが、サプライチェーン全体への貢献には触れていない。
次世代自動車への対応や環境配慮が述べられているが、日本経済の構造転換に資するとの記述はない。
萩市で地域の顧客に支持される体制を持つと書かれているが、地域経済への波及や雇用創出は述べられていない。
今後は高い競争力を背景に板金・塗装事業の受注拡大を図るとともに、自動車販売事業を強化する。これまで手薄だった一般消費者にもアプローチし、自動車の購入から車検、事故時の修理までワンストップで受けられる体制を構築する予定である。
2015年2月に3Dレーザースキャナを導入し、3次元計測などの測量技術を組み合わせる取り組みを始めた。
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