多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社中田製作所
| 事業者名 | 株式会社中田製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 八尾市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1977年 |
同社は1977年の創業以来、アルミ素材に特化した切削加工を行い、半導体液晶製造装置、医療医薬機器、航空機器、産業用ロボット等の精密部品を、1~5個程度の小ロットで受注している。大量生産品は請け負わず、1個から多くても30個程度の小ロットに特化しており、同業他社との差別化要因となっている。近年は電気自動車などの分野で、アルミ素材の平面度に厳しい寸法公差を求める相談を頻繁に受けるようになった。
抱えていた課題
やったこと
アルミ用の研削用砥石は市販されていないため、砥石メーカーや工作機械メーカーに相談して技術的アドバイスを得て情報収集を行った。目詰まりしにくい砥石を購入し、それをベースに研削条件を手探りで求めた。アルミ素材の基礎知識と切削加工のノウハウを活かし、仮説と検証を繰り返すトライアンドエラーを行った。特に目詰まりを起こす部分に油を用いて圧力をかけ、目詰まりを防止する力加減が最も効果的になる条件を探った。
新しい製品・サービス:アルミ素材に特化した超精密平面研削加工技術と、新しい研削砥石や研削加工技術。
具体的な実績にはまだつながっておらず、開発は進行中である。当初想定していたより研削条件の割り出しが困難だったため、引き続き研削条件の割り出しに時間を割き、研究を重ねていく予定である。今後は鏡面切削で培ったアルミ加工技術に今回の開発ノウハウを積み重ね、実践で取り組む機会を増やしていく。自動車業界向けの部品製造に注力し、エンジン周りの部品への貢献を考えている。
自動車業界向けのアルミ部品製造に注力し、軽量かつ耐久性の良い部品の精度要求に応えたいと考えている。
今後も
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃