ガントリーローダ及び機内計測装置付CNC旋盤導入による生産性向上及び高精度化の実現
ガントリーローダと機内計測装置付のCNC旋盤を導入した。
株式会社みのり
| 事業者名 | 株式会社みのり |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 大田原市 |
| 業種 | その他の小売業 |
| 従業員数 | 117人 |
| 資本金 | 3,300万円 |
| 設立 | 1992年 |
当社は1992年に「農家のコンビニエンスストア」として創業し、現在は栃木県に8店舗、茨城県に1店舗を展開している。農業資材、農薬、肥料、種苗、農業機械など約3万点を扱い、野菜や花の種だけで2,000種類以上をそろえている。農業者の高齢化や減少、農産品の売上減少、消費低迷などが進み、農業を取り巻く市場環境は厳しさを増していた。
抱えていた課題
やったこと
本部に設置していた基幹システムをバージョンアップし、さらなるIT化を進めた。商品分析ソフトを活用して分析精度・業務効率・生産性を向上させた。分析のため商品へのJANコード貼付を徹底し、野菜苗や花苗にはオリジナルの苗ラベルを作成し、果樹苗にはラベルとは別にJANシールを貼り付けた。レジ台に乗らない長尺物や肥料はレジに単品ボタンを設定するか、JANシートを備え付けた。
| ソフト | 本部基幹システム(サーバー) |
|---|---|
| ソフト | 商品分析ソフト |
| その他 | POSレジ |
現在はほぼ100%の商品でJANコードへの対応が完了し、単品管理による商品分析・顧客分析が可能になった。売れ筋商品をプライベートブランド化したことで粗利が向上し、売価の低減につながった。「みのりブランド」を冠した商品の提供により競争力も強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例は創業以来の「地域一番価格で現金販売」「専門性を突き詰めた品ぞろえ」という一貫した事業スタイルを示すが、経営戦略上の位置づけまでは書かれていない。
約3万点の品ぞろえ、2,000種類以上の種・苗、栃木8店舗・茨城1店舗という強みと、農業者高齢化や売上減少という外部環境が具体的に述べられている。
課題として農産品売上減少や生産資材価格引き下げ要請を挙げ、PОSによる単品管理とPB化で売価引き下げを実現した、と解決策が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。売価引き下げや粗利向上の記述はあるが、数値目標ではない。
既存の本部基幹システムのバージョンアップや店舗網の運営実績から実施体制はうかがえるが、人材や事務処理能力の記述は薄い。
顧客は農家、選ばれる理由は地域一番価格や年中無休・在庫の豊富さと、事例に具体的に書かれている。
今後は平成29年度ものづくり補助金による顧客分析システム事業への展開が書かれるが、スケジュールや課題解決方法の詳細はない。
公開されている事例からは読み取れません。
農業生産資材のJANコード化・PB化による単品管理は、流通業界で一般的な手法を農業資材分野に適用した取り組みと読める。
農業競争力プログラムの生産資材価格見直しや農家の所得向上に言及しており、政策的意義はうかがえるが、波及効果の数値は示されていない。
補助金額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果は判断できない。
POSデータと分析ソフトを連動させ、農家ごとの購入履歴に基づく提案営業を実現したと書かれており、デジタル活用は読み取れる。
農業分野のIT化による流通改革への言及はあるが、日本経済の構造転換への寄与は明示されていない。
栃木・茨城の地域での店舗展開は書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や成長への寄与は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成29年度にものづくり補助金を新たに受け、POS分析と連動した「顧客分析システム事業」を推進している。個々の農家の購入履歴を分析し、必要な時期に必要な商品を先取りして提案する営業を実践している。
ガントリーローダと機内計測装置付のCNC旋盤を導入した。
製造環境の整備として、当時国内でも流通の少ないリール式の溶岩窯オーブンを導入した。
補助金を活用し、飼料用米を高温蒸気で加熱して糊化させる小型貫流ボイラーと周辺設備を導入した。