自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
株式会社母恵夢本舗
成果箱詰め作業人員 7名→4名
| 事業者名 | 株式会社母恵夢本舗 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 今治市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理 |
| 従業員数 | 250人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
当社は愛媛の銘菓「母恵夢」「うずしおパイ」などを製造している。ラングドシャ製品の需要が高まっていたが、製造現場では供給量が追いつかない状況だった。特に箱詰工程がボトルネックとなり、慢性的な人手不足で期限内の納品が難しかった。
抱えていた課題
やったこと
製造ラインの箱詰工程に箱詰ロボットを2台導入した。上流から供給コンベア上を流れてくるラングドシャを、コンベアを止めずにカメラで撮像する。撮像画像の画像処理により、品種情報(品種、向き、大きさ)、ラングドシャの位置、回転、印字不良などの諸情報を演算する。カメラによる情報とコンベアに取り付けたエンコーダによるコンベア情報を組み合わせ、コンベアを停止させずに追従動作でラングドシャを取り出す。諸情報を各ロボット、PC、上位制御と共有し、ロボットが正確にラングドシャを取り出して箱詰作業を行う。
| ロボット | 箱詰めロボット(2台) |
|---|
箱詰めロボット2台の導入により、箱詰めの段階での滞留時間がなくなり製造時間が短縮され、量産体制を構築できた。箱詰めは作業者の能力に関係なく4名で行えるようになり、余剰人員を他の製造工程へ配置転換できるようになった。熟練の技術が不要になったことで慢性的な人手不足が解消し、高齢者の雇用にもつながった。需要拡大に対応できるため、さらなる売上拡大につなげたいとしている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に補助金を複数回受けた履歴はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
ラングドシャ需要増加と供給不足、OEM販路拡大に触れ、外部環境と強みは読み取れるが、競争優位の論理は薄い。
箱詰工程がボトルネックで慢性的な人手不足と分かっており、ロボット導入で量産体制を再構築する課題認識と対応が具体的。
最低7名が4名で作業可能となり、1分間150個の箱詰めという数値目標と実績が示されている。
導入や運営の体制について人員配置の記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制は書かれていない。
ラングドシャ需要の高まりと供給不足は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
導入後の中長期の遂行方法やスケジュールは書かれておらず、今後の活動は海外展開の計画にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
ラングドシャを高速で箱詰めする独自の画像処理ロボットで、同分野で高水準の生産性を図る取組と読める。
観光客増加や地域の銘菓の販路拡大、高齢者雇用につながった点は示されるが、波及効果の規模は示されていない。
最低7名が4名になり余剰人員を他工程へ配置できたと、人員削減と生産量の増加が具体的に示されている。
カメラ画像処理と複数ロボットの情報共有による追従動作の箱詰めは、先端的なデジタル技術の活用として具体的。
ロボットによる生産性向上は読み取れるが、日本経済の構造転換への寄与は書かれていない。
愛媛の銘菓を地域で製造し地元の販路や雇用に結びつけている点はうかがえるが、地域牽引の規模は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
東京オリンピックに伴い外国人観光客の増加が見込まれ、関東方面(羽田空港、成田空港、東京駅)や関西方面(京都駅、関西国際空港)などで、これまで受注を断っていた売上高を確保できる見込みである。海外展開としては、中国への輸出商品として「ポエム」「うずしおパイ」「生クリーム大福」を計画中で、「ラングドシャ」も加える予定である。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。