図面データの受け取りの移動を、CADデータWeb受注システムで削減
株式会社デジタルプレイス✓ 経産省などの認定・選定
成果工業用図面のデータ出力がWeb上で24時間受注可能となり、データを受け取る移動時間やコストが削減されました。
北海道の革製品製造業が、ものづくり補助金で自社サイトの修理・オーダーメイド受注を始め、実店舗の売上減を補った事例です。
ソメスサドル株式会社
成果Webサービスシステムの試行運用開始後、サイトアクセス数が前年比約20%上昇
| 事業者名 | ソメスサドル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 砂川市 |
| 業種 | なめし革・同製品・毛皮製造業 |
| 従業員数 | 118人 |
| 資本金 | 7,000万円 |
| 設立 | 1964年 |
国内唯一の馬具メーカーであるソメスサドルは、競馬関係者などから高い信頼を得ており、革製品も事業の大半を占めています。同社は馬具づくりで培った縫製技術を革製品に生かし、丈夫な製品を作り続けてきました。
一方で、コロナ禍により実店舗の来店が減る中、顧客との接点をデジタルで広げることが課題となっていました。
抱えていた課題
やったこと
本事業では、新たにWebサービスシステムを導入し、自社サイトで馬具・革製品の修理受注を始めました。他社製品の馬具も含めて受け付け、客がスマホやデジカメで撮影した画像を送ると後日通知する仕組みとしました。
同社では革製品の修理・補修ができる職人を社内外に約60人抱えており、最短1週間程度で引き渡せるようになりました。また、これまで直営店や百貨店の催事で行ってきたカスタムメードを自社サイトでも始め、CGシミュレーターで素材や金具、色を選べるようにしました。
さらに、タブレット端末をPOSレジの代わりに使うクラウド型のスマレジを導入し、売り上げや在庫情報をクラウド上のデータベースで管理するようにしました。
新しい製品・サービス:馬具・革製品の修理受注サービス、革製品のカスタムオーダーサービス
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
Webサービスシステムの試行運用を開始した2020年12月以降、サイトアクセス数が前年比約20%上昇し、ソメスサドルのブランド認知度向上に大きく寄与しました。修理・カスタムオーダーへのアクセス数と受注数も相当数に及び、コロナ禍で休業や時短営業を強いられる中でも、実店舗の売上減をカバーできました。
また、クラウド型POSレジの導入により、売り上げや在庫情報の管理業務などが大幅に効率化され、テレワーク環境の整備も進みました。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
創業以来の馬具づくりの技術を軸・財布に転用し、既存の自社サイトを基盤に修理・カスタムを追加しており、一貫性が読み取れる。
馬具で培った固い革の縫製技術を強みとし、既存店・百貨店催事のカスタムをオンライン化して顧客接点を増やしている。
既存サイトが一方通行で修理窓口も限定的という課題を挙げ、修理受付やカスタムをオンラインで追加する対策を取っている。
サイトアクセス数が前年比約20%上昇、最短1週間で引き渡し可能と示され、目標の裏付けがある程度ある。
革製品の修理・補修ができる職人を社内外に約60人常時抱えており、従業員118名の体制も示され体制が強い。
「一生もの」との評価や、コロナ下で実店舗に行きづらい消費者のニーズを前提に、修理・カスタムの価値を整理している。
Webサービスの試行運用開始後の成果を示し、スマレジ導入やテレワーク整備など段階的な進め方が書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
国内唯一の馬具メーカーで、2008年サミットへの贈答や宮内庁への納入実績があり、高付加価値・高価格帯の製品であることが読み取れる。
歌志内・砂川での雇用創出や地域拠点としての発信意義が述べられ、地域経済への貢献の理由が示されている。
サイトアクセス数約20%増、実店舗の売上減のカバーなど成果が示されるが、投入額に対する費用対効果の数字は乏しい。
CGシミュレーターやスマレジ導入で、リモートでも店頭同様に買い物できる仕組みを作り、顧客接点のデジタル化を進めている。
デジタル化による顧客接点強化は触れられているが、日本経済の構造転換への寄与は直接書かれておらず薄い。
北海道の炭鉱地域である歌志内・砂川で技術継承と雇用を生み、地域の可能性を拠点に事業を続ける姿勢が明確。
ポストコロナのブランド消費では、コアなファン層とどれだけ密接な関係を持てるかが重要と捉えており、顧客データを活用して実店舗とオンラインの両軸でさらなる体験価値の向上を目指していく考えです。
これまで以上にコアなファン層とどれだけ密接な関係を持てるかが重要
公式の事例集より(原文のまま)
株式会社デジタルプレイス✓ 経産省などの認定・選定
成果工業用図面のデータ出力がWeb上で24時間受注可能となり、データを受け取る移動時間やコストが削減されました。
株式会社朝日相扶製作所✓ 経産省などの認定・選定
成果初年度で一次試作品が完成品として実際に座れる形になり、3Dスキャナ、3次元CAD・CAMを導入して具体的な商品を製品として示せるようになりました。
株式会社武井製作所✓ 経産省などの認定・選定
成果3次元データに対応できるようになり、3Dプリンターで提案形状を実物として製作できるようになりました。