各社への移送に頼っていた整備を設備と認証で自社化し、販売価格を約10,000円下げる
新井電機株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果整備工場やエンドユーザーへの販売価格が10,000円ほど下げられるようになりました。
静岡県のサービス業の会社が、ものづくり補助金で小型のファイバーレーザー溶接機を自社製作し、ニッチ市場への販路を広げた採択事例です。
テラスレーザー株式会社
成果製作コスト 100%→50%
| 事業者名 | テラスレーザー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 大阪市 |
| 業種 | 機械等修理業(別掲を除く) |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2019年 |
当社は低出力帯に特化したレーザー溶接機、放電被覆肉盛装置などの金型メンテナンス機器を製造・販売し、溶接の受託加工サービスも展開しています。顧客企業の設備投資が控えられたことで機械販売の売り上げが大きく落ち込みました。
そのため収益を確保するために事業の多角化を狙い、受託加工サービスを強化することにしました。
抱えていた課題
やったこと
小型のファイバーレーザー溶接機を自社で製作しました。冷却装置が不要で、従来流通しているものより小型のものを目指し、価格と納期に加えてサイズを重視して部品と仕入れ先を選定しました。
製作は当初の計画より約2か月遅れましたが、その後は順調に進み完成させました。完成後は性能テストとして、レーザーの波形をフォトダイオードとオシロスコープで測定し、設定どおりの波形が出て制御装置が発振器を確実に制御できていることを確認しました。
耐久性テストではレーザー発振器を最大出力で1時間連続使用し、固定ヘッド内の光学部品に損傷がなく発振器のパワー減衰もないことを確認しました。
新しい製品・サービス:軽量小型のファイバーレーザー溶接機(冷却装置が不要)
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
製作コストが通常の約2分の1になり、機器の重量も既存製品の約6割程度となったため、顧客先への持ち込みが容易になりました。ヘッド交換も可能になり、メンテナンス内容ごとに臨機応変で柔軟な対応ができるようになりました。
既存製品より出力が安定しているため溶接部分を美しく仕上げられ、既存製品では難しかった細かい箇所への施工も可能となり、受注加工の精度が上がりました。顧客が受託加工の仕上がりに満足して機械を購入するケースもあり、製作した機器は有効な営業ツールにもなっています。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
低出力帯に特化したレーザー溶接機製造を既存事業とし、その技術を活かして小型ファイバーレーザーを製作しており、事業の一貫性がある。
既存製品より重量を約6割に軽量化し、コストを約2分の1に抑え、出張加工という従来少ない手法で競争優位を狙う。
受託加工の売上落ち込みという課題に対し、受託加工の強化と出張加工・商品化で収益確保を図る計画となっている。
公開情報では判断できません。
開発・製作と性能・耐久テストを自社で実施した記述はあるが、人材や事務体制への言及は薄い。
金型メンテナンスの出張加工需要が高いが業者が少ないこと、顧客が加工仕上がりに満足し機械を購入するケースがあることを示す。
部品供給遅れで製作開始が約2か月後ろ倒しになった課題を述べ、その後の進行と性能・耐久テストの手順を示している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
大型で持ち運びが難しい既存のレーザー溶接補修機に対し、小型で冷却装置不要の機器により高付加価値の出張加工市場を狙う。
経済波及や雇用創出の記述はなく、受託加工による事業多角化が中心で、国が補助する積極的理由は薄い。
自社製作により通常の約2分の1のコストで機器を構築でき、費用を抑えた効率的な投資となっている。
レーザー溶接補修の出張加工という新ビジネスを狙うが、サプライチェーンへの貢献や先端デジタル技術の記述は薄い。
公開情報では判断できません。
大阪の企業が静岡の取材地と関係するが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は見当たらない。
今後は製作した機器を活用して、出張加工という新たなビジネス展開を狙います。さらに、ファイバーレーザー溶接機自体の商品化も目指します。
新井電機株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果整備工場やエンドユーザーへの販売価格が10,000円ほど下げられるようになりました。
株式会社光建自動車整備✓ 経産省などの認定・選定
成果鈑金塗装1台当たりの燃料費 5,000円→500円
株式会社ワイエムジーワン✓ 経産省などの認定・選定
成果乾燥時間 72時間→60時間