ものづくり補助金製造業北海道専門家確認済み

道産有機小麦のパンを、設備投資とブランド構築で高付加価値にする

シロクマ・北海食品株式会社

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名シロクマ・北海食品株式会社
所在地北海道
業種パン(有機小麦・道産小麦)の製造・販売
従業員数20人
資本金5,600万円
相談先中小企業基盤整備機構(中小機構)、ブランディングの専門家・美術家

この事例のポイント

  • 農商工等連携促進法の認定事業計画で、北海道産の希少な原材料を使った高付加価値の新商品を開発した。
  • 中小機構の地域活性化アドバイザー支援制度で、ブランディングの専門家や美術家の支援を受けて新ブランドを構築した。
  • ものづくり補助金などで設備投資を行い、製造技術の標準化と機械化で量産化・省力化を実現し、包装機の導入で作業効率も大幅に向上した。

事業の経緯

同社は、1947年にパン製造業者として創業。北海道内に直営店3店舗を展開し、道内外のスーパー、百貨店等の25カ所に卸販売事業を展開。「畑からのパン作り」が大きな特徴で、生産農家との協業で希少な有機小麦、大麦及びライ麦を育てるところから取り組んでいる。最近では、大手メーカーの国産小麦に着目した事業展開によって低価格競争が進む市場において、新たに北海道産有機小麦を使用した高付加価値パンの製造により差別化を図り、成長を続けている。

1947年にパン製造業者として創業し、北海道内に直営店3店舗を展開、道内外のスーパー、百貨店等の25カ所に卸販売を行っている。「畑からのパン作り」を特徴とし、生産農家との協業で希少な有機小麦、大麦、ライ麦を育てるところから取り組んでいる。

低価格競争が進む市場で差別化するため、北海道産有機小麦を使った高付加価値パンを開発し、新ブランドを構築した。ものづくり補助金などで設備投資を進め、製造技術の標準化と機械化で量産化・省力化を実現した。

事業の内容

  1. 課題:低価格競争が進む市場での差別化大手メーカーの国産小麦に着目した事業展開によって、低価格競争が進む市場になっていた。
  2. 取り組み:希少原料を使った新商品とブランド構築北海道内の産地とのネットワークを活用し、農商工等連携促進法に基づく認定事業計画による、希少な原材料を活用した高付加価値な新商品開発を推進した。中小機構の地域活性化アドバイザー支援制度を活用し、ブランディングの専門家や美術家の支援を受けて、新たなブランドを構築した。ウェブサイトを立ち上げ、生産者や職人のこだわり、農産物の生育状況などをPRするなど、付加価値向上に資する取り組みを実施した。「畑からのパン作り」を特徴とし、生産農家との協業で希少な有機小麦、大麦、ライ麦を育てるところから取り組んでいる。
  3. 課題:道産小麦での均一な大量生産これまで北海道産小麦は、均一な製品を大量生産するのが難しいとされていた。
  4. 取り組み:製造技術の標準化と設備投資ものづくり補助金や農商工連携事業による制度融資など、経産省の施策を活用した設備投資を積極的に実施した。道産小麦のパン作りにいち早く取り組み、配合や給水などの試行錯誤を繰り返し、製造技術を標準化した。また、分割・成形などの手作業の工程を機械化して、省力化・量産化を実現した。最近では、ものづくり補助金で包装機を導入し、包装工程の改善を図り、作業効率が大幅に向上した。
  5. 取り組み:素材に応じた製法と販路の拡大道産小麦、有機小麦、大麦、ライ麦など原料の特性に応じた高度な製造技術・製品を持っている。これらの原料に特別な製法を採用することで、芳醇な風味と良質な食感を実現している。特に、北海道産有機小麦を活用したオーガニックパンは、国内では希少であり、市場における優位性の高い製品である。オーガニック食品に関心の高い消費者をターゲットに通販サイト等でも取り扱いが始まるなど、小売・卸・商社などの市場関係者から商品力を高く評価されており、販路の拡大が図られている。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費包装機

事業の効果

  • 分割・成形などの手作業の工程を機械化して、省力化・量産化を実現した。
  • ものづくり補助金で包装機を導入し、包装工程の作業効率が大幅に向上した。
  • 高付加価値商品の開発とブランド構築により、収益性が向上し、生産性の向上を達成した。
  • オーガニックパンが通販サイト等でも取り扱われ、小売・卸・商社などの市場関係者から商品力を高く評価されて、販路の拡大が図られている。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中4項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性「畑からのパン作り」の強みを生かし、希少原料の高付加価値商品で差別化する方針をとった。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性製造技術を標準化し、機械化で量産化・省力化を実現した。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性オーガニック食品に関心の高い消費者をねらい、通販サイト等で取り扱われて販路が広がっている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
◎政策面農商工等連携促進法の認定事業計画や中小機構の支援制度を活用している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 17件

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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2015年度補正から3年続けてものづくり補助金を活用し、5軸マシニングセンター、画像測定器、10パレット横型マシニングセンターを導入した。

出典

相談先と計画づくり

その他中小企業基盤整備機構(中小機構)
専門家ブランディングの専門家・美術家

農商工等連携促進法に基づく認定事業計画で新商品の開発を進め、中小機構の地域活性化アドバイザー支援制度でブランディングの専門家や美術家の支援を受け、新たなブランドを構築した。

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