ものづくり補助金製造業北海道専門家確認済み

たらこ自動製造機で生産能力を約2.2倍にし、海外向けの新商品も開発する

竹丸渋谷水産株式会社

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名竹丸渋谷水産株式会社
所在地北海道
業種水産加工食品(たらこ・明太子・味付け数の子)の製造・販売
従業員数150人
資本金2,000万円

この事例のポイント

  • たらこ自動製造機で、機械加工製品の生産能力が導入前の約2.2倍になり、大口受注や少量規格にも応えられるようになった。
  • 余剰人員を付加価値の高い手作業製品の製造に充て、増産体制を整えて、逸注していた案件を取り込めるようになった。
  • 取引先の依頼から、低価格で冷蔵でも日持ちする「朝漬け明太」を開発し、米国とアジアで営業を始めた。

事業の経緯

同社は、水産加工食品の製造・販売業として1962年10月に先代代表者が個人創業、1989年4月に法人化している。太平洋の豊富な水産資源と、日本トップクラスの水質を誇る倶多楽湖の伏流水に恵まれた虎杖浜地区において鮮度の高い水産加工食品を製造しており、主な取扱い製品はたらこ・明太子、味付け数の子などを手掛けており、同社製品の「昆布〆たらこ」は、過去に宮内庁に納めた実績を有している。

水産加工食品の製造・販売業として1962年10月に先代代表者が個人創業し、1989年4月に法人化した。太平洋の豊富な水産資源と、倶多楽湖の伏流水に恵まれた虎杖浜地区で、たらこ・明太子、味付け数の子などを製造しており、「昆布〆たらこ」は過去に宮内庁に納めた実績がある。

海外の取引先の依頼を受けて2016年7月に「朝漬け明太」を開発し、平成28年度補正の補助金でたらこ自動製造機を導入して、機械加工製品の増産と量産化を進めた。現在は米国とアジアを対象に営業活動を始めている。

事業の内容

  1. 課題:機械加工製品の人員と逸注同社の製品は、機械加工製品(「朝漬け明太」「バラコ」等)と、手作業製品(「業務用たらこ」「昆布〆たらこ」)の主に2種類に分けられる。機械加工製品の製造に多くの人員が必要で、逸注していた案件があった。
  2. 取り組み:たらこ自動製造機の導入「平成28年度補正革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」を活用し、機械加工製品の製造過程に、たらこ自動製造機を導入した。結果、今まで機械加工製品の製造に必要な人員数を削減できた。余剰人員を付加価値の高い手作業製品の製造に充てることで増産体制が整えられ、今まで逸注していた案件を取り込むことが可能となった。機械加工製品の生産リードタイムが大幅に短縮され、生産能力が導入前と比べて約2.2倍となり、量産化による大口受注への対応と製造コストの削減につながった。コスト削減によるリーズナブルな価格設定と、年々ニーズが高まっている少量規格にも容易に対応できるようになった。
  3. 課題:海外の取引先からの「低価格」「日持ち」の依頼同社製造のたらこや明太子を、ハワイや香港でご飯とセットで販売した実績があり、その際に取引先から「低価格」で「冷蔵で日持ちする」商品の依頼があった。
  4. 取り組み:新商品「朝漬け明太」の開発と海外営業2016年7月に新商品「朝漬け明太」を開発した。本商品は特性の調味ダレとパッケージにより、高真空での包装で日持ちすることができ、かつ前述のコスト削減からの価格競争力を有し、依頼に十分に応えることができる製品である。現在は米国をメインにアジアの市場もターゲットに営業活動を開始している。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費たらこ自動製造機

事業の効果

  • 機械加工製品の製造に必要な人員数を削減し、余剰人員を手作業製品の製造に充てて、増産体制が整った。
  • 生産リードタイムが大幅に短縮され、生産能力が導入前と比べて約2.2倍になった。
  • 量産化による大口受注への対応と製造コストの削減につながり、少量規格にも容易に対応できるようになった。
  • 今まで逸注していた案件を取り込めるようになった。
  • 「朝漬け明太」を開発し、米国をメインにアジアの市場でも営業活動を始めた。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中3項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性機械加工と手作業の2種類の製品構成を生かし、人員の配置を見直して増産する方針をとった。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性生産能力が約2.2倍になり、大口受注や少量規格に対応できた。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性余剰人員を高付加価値の手作業製品に充て、海外向けの新商品も開発した。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
—政策面公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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出典

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