事業再構築補助金製造業栃木県専門家確認済み

OEMの製造技術を生かし、新工場と自動化ラインで自社ブランドのゴルフクラブに挑む

株式会社ササキ

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ササキ
所在地栃木県
業種ゴルフクラブの製造(OEM・自社ブランド)
従業員数70人
資本金5,000万円

この事例のポイント

  • デザイン企画から設計、鍛造、機械加工、研磨、塗装、組立までを一貫して行う体制を持つ。
  • 国内外の大手クラブメーカー約10社と継続して取引し、OEMの製造実績が高く評価されている。
  • OEMから自社ブランドへ広げ、新工場に自動で生産するエリアを設けて生産性向上も進める。

事業の経緯

創業当初から、大手ゴルフ用品メーカーへゴルフクラブのデザインの企画開発から設計、製造までの一貫生産体制によるOEM生産を行っている。小ロットから大量加工に対応できるマシニングセンタを導入し、高精度な切削加工技術を駆使することで、高品質かつ短納期で生産を行っている他、文字入れや研磨など一部の作業については職人の手による手作業で行っており、風味を持つ最高品質のクラブの製造にも対応している。※2023年はばたく中小企業・小規模事業者300社(事業再構築・生産性向上分野)受賞。

創業当初から、大手ゴルフ用品メーカーへゴルフクラブのデザイン企画から設計、製造までの一貫生産体制によるOEM生産を行ってきた。2017年12月には経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定された。

CAD/CAMなどデジタル加工技術の活用で、品質を高めた自社ブランドのクラブ開発に着手し、事業再構築補助金も活用して、自動で生産するエリアを設けた新工場を整備した。最初の自社ブランド製品としてドライバーの商品化を予定している。

事業の内容

  1. 課題:OEM中心の事業創業当初から、大手ゴルフ用品メーカーへ、ゴルフクラブのデザインの企画開発から設計、製造までの一貫生産体制によるOEM生産を行ってきた。今までOEMを中心に事業を行っていた。
  2. 取り組み:一貫生産体制と高精度の技術デザイン企画から設計、鍛造、機械加工、研磨、塗装、組立までを一貫して行う生産体制を確立しており、品質管理も徹底しているため、製造プロセスにおけるロスやミスを最小限に抑えられる。2017年12月には経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定された。国内外の大手クラブメーカー約10社と継続した取引がある。マシニングセンターを使ってアイアン・ウエッジ・パターを製作し、高精度、高品質の製品をいつでも製作できる。文字入れや研磨は熟練の作業者が一つ一つ手作業で行い、組み立てでは一件一件のカスタムオーダーや新製品のデモモデルにも対応している。
  3. 取り組み:自社ブランドの開発と新工場の整備CAD/CAMなどデジタル加工技術の活用により、品質をより向上させた自社ブランドのクラブ開発にも着手し、その拠点となる新工場も整備した。新工場は総投資額6億5千万円で、国の事業再構築補助金も活用し、自動で生産するエリアを設けるなど生産性向上も実現する。今まで培ったクラブの製造技術を改良し、クラブの飛距離や打感、直進性といった性能を強化した製品を開発している。
  4. 取り組み:ドライバーの商品化と販売最初の自社ブランド製品として商品化を予定しているのがドライバーである。高品質なドライバーの製造には高水準な技術レベルが求められるため、同社の高い技術力が活用できる。自社ブランド製品はインターネットなどでの販売を想定しており、国内をはじめ、ゴルフが盛んな東南アジアやアメリカ市場での販売を目指している。

補助金を使った経費

事業再構築補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

建物費新工場の整備
機械装置・システム構築費全自動化生産ライン

事業の効果

  • 新工場は総投資額6億5千万円で整備した。
  • 自動で生産するエリアを設けるなど、生産性向上も実現する。
  • 最初の自社ブランド製品として、ドライバーの商品化を予定している。
  • 2017年12月に経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定された。

審査項目とこの事例の合っていたところ

事業再構築補助金の審査項目(5項目中4項目が合致)後継の中小企業新事業進出補助金の直近(第4回)の採択率 33.9%(応募1,499件・採択508件)

◎経営戦略との整合性OEMで培った一貫生産体制と技術力を生かして、自社ブランドへ広げる方針である。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 23件
◎事業の実現可能性高水準の技術が求められるドライバーでも、既存の高い技術力が活用できる。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 21件
◎新市場性・高付加価値性性能を強化した自社ブランドで、国内と東南アジア、アメリカの市場をめざす。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 23件
◎公的補助の必要性総投資額6億5千万円の新工場の整備に、事業再構築補助金を活用する。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 4件
—政策面公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。事業再構築補助金は募集が終わっているため、後継の新事業進出・ものづくり補助金の審査項目で見ています。

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成果クラウドファンディングは公開から約3時間で目標金額を達成し、サポーターは705人、達成率は1,300%を超えた。

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成果取引のなかった業種の顧客からも、ドローンやVRで引き合いを受けるようになった。

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出典

今後の展望

自社ブランドのドライバーを最初の製品として商品化し、インターネットなどで国内と、ゴルフが盛んな東南アジアやアメリカ市場での販売をめざしている。

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