ものづくり補助金製造業北海道専門家確認済み

切断・溶接にロボットを入れ、規格化した製品を安定した品質で作る

世良鉄工株式会社

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名世良鉄工株式会社
所在地北海道
業種建築用金属資材(鋼製床下梁)の開発・製造
従業員数12人
資本金1,000万円
相談先公的機関

この事例のポイント

  • 熟練技術が必要で品質を左右する切断・溶接などの工程に、ロボットを積極的に導入した。
  • 大手住宅メーカー等との業務提携で製品を規格化し、自動化設備のフル活用につなげた。
  • 社員の資格取得を奨励して定着を図り、人手不足の地方都市で雇用を確保した。

事業の経緯

創業以来、一貫して建築用金属資材の開発・製造に取組んでいる。1978年に主力製品である鋼製床下梁「セラフレーム」を実用新案登録。高規格住宅向けに市場を拡大しつつ、工期短縮・建築コスト削減・災害耐性の強化といった市場ニーズに応える改良に取組み続けている。また、早くから製造工程に切断/溶接等のロボットを導入(2020年2月現在10台)し、生産の合理化・標準化、品質改善を積極的に推進している。

創業以来、建築用金属資材の開発・製造に取り組み、1978年に主力製品の鋼製床下梁「セラフレーム」を実用新案登録した。早くから切断・溶接などの工程にロボットを導入し、2020年2月現在で10台を使っている。

ものづくり補助金などの行政施策を活用して設備を整え、大手住宅メーカー等との業務提携で製品の規格化・標準化を進めた。社員の資格取得を奨励して定着を図り、海外市場への進出も模索している。

事業の内容

  1. 課題:品質を左右する工程の安定化熟練技術を必要とし、製品の品質を左右しかねない切断・溶接などの工程があった。「妥協しない良い製品作り」と「お客様の立場に立った物作り」を第1に考えている。
  2. 取り組み:ロボット導入と連動制御切断・溶接などの工程にロボットを積極導入し、複数のロボットを連動制御する技術も向上させることで、常に安定した品質を維持する生産体制を整えている。設備導入にあたってはものづくり補助金などの行政施策を積極的に活用している。
  3. 課題:自動化設備の稼働率と製造コスト自動化された設備を使いこなし、製造コストを下げて、高い生産性を保つ必要があった。
  4. 取り組み:製品の規格化と販路の拡大大手住宅メーカー等との業務提携を通じて、自社製品の規格化・標準化を進めることで、自動化された設備のフル活用が可能となっている。近年は建築業界の展示商談会等に合わせて出展し、付加価値の高い新たな販路にも広がりをみせている。社長自らが先頭に立ち、展示会への出展や公的機関の支援策活用にも取り組み、これらの活動を通じて海外市場への進出も模索している。
  5. 課題:人手不足と求められる技能の変化最新設備を積極導入し機械化・自動化を進めるなかで、社員に求める技能が伝統的な加工技術から機械制御技術へ移っている。人手不足が顕著な北海道の地方都市である。
  6. 取り組み:技能資格の習得の奨励社員の各種技能資格の習得を奨励することで、社内への定着化を図っている。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費切断・溶接などの工程のロボット

事業の効果

  • 常に安定した品質を維持する生産体制が整った。
  • 製造コストの削減が実現され、設備稼働率の向上、高い生産性の維持へとつながっている。
  • 自社製品の市場認知度も着実に向上し、付加価値の高い新たな販路にも広がりをみせている。
  • 人手不足が顕著な北海道の地方都市において、安定した雇用の確保がなされている。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中4項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性「妥協しない良い製品作り」を第1に、品質を左右する工程へロボットを導入する方針で一貫している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性複数のロボットを連動制御する技術を高め、安定した品質を維持している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性製品の規格化で、建築業界の展示商談会を通じた付加価値の高い新たな販路が広がった。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
◎政策面人手不足の地方都市で安定した雇用を確保し、海外市場への進出も模索している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 17件

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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出典

相談先と計画づくり

その他公的機関

この事例の取り組み

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ものづくり補助金について

直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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