コロナで苦しむラオス料理店を譲り受け、店づくりとSNSで客層を広げる

エニー株式会社

成果新しい客層を呼べる店になり、SNSからの来店やネット販売につなげる体制ができた。

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この事例のポイント

  • 焼肉店を立て直した集客とブランドづくりのノウハウを、承継した店に生かした。
  • 内装を変え、タイ・ラオスに関心のある人だけでなく、健康を気にする人全体に客層を広げた。
  • 専用の駐車場を借りて、家族連れや大人数の客も受け入れられるようにした。
  • 前の経営者が苦手だったSNSでの発信を強めた。

事業者のプロフィール

事業者名エニー株式会社
所在地東京都
業種飲食店の経営
従業員数57人

事業の経緯

東京都で飲食店を経営する会社で、従業員は57名いる。焼肉店を立て直すなど、飲食店のブランドづくりと集客のノウハウを積んできた。

ラオスと日本をつなぐ集まりを一緒に運営する仲間が個人で営むラオス料理店は、コロナ禍の影響で売上が戻らず、続けるかどうか悩んでいた。

自社のノウハウで既存客との関係を強め、新しい客を得れば伸ばせると判断し、2023年2月に事業譲渡で店を引き継いだ。補助事業では、店舗の改装、駐車場の借り入れ、SNSの発信強化に取り組み、店内での物販も始めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コロナで戻らない売上ラオスと日本をつなぐ集まりを一緒に運営してきた仲間が個人で営むラオス料理店は、コロナ禍の影響で売上が戻らず、続けるかどうか悩んでいた。自社には飲食店を立て直してきたブランドづくりと集客のノウハウがあり、既存客との関係を強めて新しい客を得れば伸ばせると判断して、2023年2月に事業譲渡を受けた。

やったこと

  1. 店舗の改装街の食堂という印象が強かった店内を、カフェのようなすっきりした店に改装した。タイ・ラオスに関心がある人が中心だった客層を、ヘルシーな料理を求める健康意識の高い人全体へ広げることをねらった。
  2. 駐車場の借り入れと店内販売店の専用駐車場を借り、これまで取り込めていなかった家族連れや大人数の来店も受けられるようにした。来店客を増やし、店内でラオスの雑貨や、タイ・ラオス料理の調味料や食材、オリジナルのレトルト食品を売る。
  3. SNSの発信インスタグラムでの発信を強め、前の経営者の弱みだったSNSでの集客を補った。

補助金を使った経費

事業の効果

  • これまでと違う客層に向けた店づくりで新しい客を得られるようになり、売上の増加が見込める。
  • Webマーケティングを生かしてSNSの発信を増やし、SNSからの来店やネット販売につなげる体制ができた。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.8 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的コロナ禍で売上が戻らず続けるか悩んでいた個人店を2023年2月に事業譲渡で引き継いだ経緯が明確で、目的と必要性が具体的に示されている。
  • 4
    計画の具体性と体制内装改装、専用駐車場の借り入れ、インスタグラム発信強化と取組が具体的に並び、費用も店舗借入・内装工事・Webマーケティングに分けて示されている。
  • 4
    事業の継続既存客との関係を強めつつ新客層を広げ、店内販売やネット販売の体制も作る計画で、承継後の事業継続と成長の道筋が具体的である。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    コロナ禍で売上が戻らず続けるか悩んでいた個人店を2023年2月に事業譲渡で引き継いだ経緯が明確で、目的と必要性が具体的に示されている。

実現可能性4.0
  • 計画の具体性と体制4

    内装改装、専用駐車場の借り入れ、インスタグラム発信強化と取組が具体的に並び、費用も店舗借入・内装工事・Webマーケティングに分けて示されている。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    新しい客を得て売上の増加が見込めると記載されているが、売上増加の数値目標は示されていない。

継続性4.0
  • 事業の継続4

    既存客との関係を強めつつ新客層を広げ、店内販売やネット販売の体制も作る計画で、承継後の事業継続と成長の道筋が具体的である。

事業者の声

既存の顧客(ファン)を取り込みながら、これまで対応ができていなかったSNSでの集客に力を入れることで、更なる売り上げの拡大が見込める。

東京都の飲食店の経営(従業員57名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

タイ・ラオス料理の新しい店の展開を進め、本場の味と雰囲気を再現して他社との違いを出す。現地の食材や調味料を使ったメニューの開発や独自のサービスに取り組み、スタッフには専門の知識と調理技術を身につけてもらう。

ネット販売では競合が増えているため、オリジナル商品の開発や価格転嫁にも取り組む。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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