大型フォークリフトを入れ、中古トラックの荷台の載せ替えを自社で行う

合同会社福田商会✓ 経産省などの認定・選定

成果客が車体と荷台を分けて選べるようになり、希望に合う車を出せる機会が増えた。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 父がトラック解体を主業として1988年に創業した事業を、長男が引き継いだ。
  • 中古トラックはすでに荷台が組み上がっているため、客は用途に合う車探しに苦労していた。
  • 大型フォークリフトで、要望はあっても社内でできなかった荷台の載せ替えを始めた。
  • 車体と荷台を分けて在庫として管理できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名合同会社福田商会
所在地愛知県
業種中古トラックの買取・販売・整備
従業員数5人

事業の経緯

愛知県で中古トラックの買取・販売・整備を営む会社で、従業員は5名いる。1988年に父がトラック解体を主業として創業した。

長男は整備会社でトラック整備の仕事に就いた後、父の職人としての技術や仕事への向き合い方を見て承継を意識し、2000年4月に入社した。

顧問税理士の助言を受けながら時期を探り、従業員の増加、事務所設備の老朽化、父の年齢などが重なって承継を決めた。2021年10月に法人を設立して父から事業を引き継ぎ、補助事業では大型フォークリフトを入れて荷台の載せ替えサービスを始めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 代替わりと事務所の老朽化1988年に父がトラック解体を主業として創業した。長男は整備会社でトラック整備に携わった後、父の技術や仕事への姿勢を見て承継を意識し、2000年4月に入社した。従業員の増加、事務所設備の老朽化と改修資金、父の年齢などが重なって承継を決め、2021年10月に法人を設立して父から事業を引き継いだ。
  • 用途に合う中古トラックが見つからない新車のトラックは車体と荷台を組み合わせた受注生産だが、中古はすでに組み上がっているため、客は用途に合う車探しに苦労していた。荷台の載せ替えの要望はあったが、社内では対応できず他社に頼っていた。

やったこと

  1. 大型フォークリフトの導入大型フォークリフトを入れ、これまでできなかった荷台の載せ替えサービスを始めた。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 客は車体の登録年数や状態と、用途に合う荷台を分けて比べながら選べるようになった。
  • 車体と荷台を分けて在庫として管理でき、客の希望に沿った車を出せる機会が増える。
  • 他社に頼っていた載せ替えを社内でできるようになり、納期が大幅に縮み、商品の回転率も上がる。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.3 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的父の創業事業を引き継ぐ目的が、事務所老朽化と改修資金、従業員増加、父の年齢などの事実で明確に示されている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    父の創業事業を引き継ぐ目的が、事務所老朽化と改修資金、従業員増加、父の年齢などの事実で明確に示されている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    2021年10月に法人設立して引き継いだ経緯と、大型フォークリフト導入による載せ替えサービス開始の流れが示されており、計画は具体的。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    納期が大幅に縮み商品の回転率も上がると書かれているが、売上や利益の増加額は示されず、記述は定性的にとどまる。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    長男が整備会社での経験を経て2000年に入社し、父の技術と姿勢を引き継いで法人化しており、承継後の事業継続の基盤が読み取れる。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

補助金・助成金

  • 中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)厚生労働省・49万円・2023年1月

事業者の声

大型フォークリフト導入により、これまでも顧客からのニーズはあったものの、自社内において提供できなかったトラックのボディ積み替え作業ができる。これにより、顧客に新たなサービスを提供し付加価値向上を図る点での新サービスの提供ができる。

愛知県の中古トラックの買取・販売・整備(従業員5名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

さまざまな業界から、どんな車両が求められているかを聞く。買い取った車両のうち状態の良いものを使い、荷台の載せ替えで客の用途に合う車をつくって販路を広げていく。

地域の同規模の同業者にはない取り組みのため、新しい取引先の開拓に力を入れる。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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