世代交代を機に、車の保護フィルムで関東に打って出る

パンサーフェス(売上高:1億円~3億円)

成果ディーラー数店と販売契約を結び、車ごとのデータ集めが始まった。

新事業・開発に使える公募中の補助金 122件を見る

この事例のポイント

  • 72歳の父が世代交代の時期と考え、関東での暮らしの経験がある子に代表を譲った。
  • 自動車の保護フィルムの事業を広げるため、関東への進出を計画した。
  • 輸入車や国内の高級車のメーカー、ディーラーに施工のトレーニングやデモを提案した。
  • 高価な商品のため、すべての車に売れないことを意識して計画を練り直した。

事業者のプロフィール

事業者名パンサーフェス(売上高:1億円~3億円)
所在地大阪府
業種自動車保護フィルムなど化学製品の卸売

事業の経緯

化学製品の卸売を営み、自動車の保護フィルムの事業を手がけてきた会社である。父は将来子に事業を譲りたいと考えていたが、72歳になり世代交代が必要な時期だと判断した。

事業を保ち広げるには関東への進出が必要だと考え、関東での暮らしの経験がある子に代表を譲った。

事業承継・引継ぎ補助金を使い、自動車の保護フィルムの施工トレーニングや新製品の開発を、高級車のメーカーやディーラーに提案した。ディーラー数店と販売契約を結び、車ごとのデータ集めを始めた。

競合がまだ少ない分野で、取引先を広げていく。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 世代交代父は将来子に事業を譲りたいと考えており、72歳になって世代交代が必要な時期だと考えていた。
  • 関東への進出事業を保ち広げるには、自動車の保護フィルムの事業で関東に進出する必要があった。そこで関東での暮らしの経験がある子に代表を譲り、市場の開拓を進めることにした。

やったこと

  1. メーカーやディーラーへの提案自動車の保護フィルムの施工トレーニングや新製品の開発を、輸入の高級車メーカー、国内の高級車メーカー、ディーラーに提案し、デモを行った。
  2. 販売契約と車のデータ集め輸入車と国内のディーラー数店と販売契約を結び、それぞれの車両のデータ集めが始まった。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 自動車の保護フィルムは車の美装の新しい分野で、新しい車のメーカーやその系列のディーラーへと取引先を広げる期待が持てる。
  • 競合がまだ少なく、純正品として採用される好機でもある。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.3 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的72歳の父が世代交代を考え、事業を保ち広げるため関東進出が必要だったと、目的と必要性が明確に書かれている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    72歳の父が世代交代を考え、事業を保ち広げるため関東進出が必要だったと、目的と必要性が明確に書かれている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    関東での暮らし経験がある子への代表交代、メーカーやディーラーへの施工トレーニングとデモ、契約後の車両データ集めと段階が示されている。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    輸入車と国内の高級車ディーラー数店と販売契約を結び、新しい取引先を広げる期待が持てると書かれているが、売上や利益の数字は示されていない。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    世代交代後も事業を保ち広げることを目的とし、関東市場の開拓を進めると述べているが、承継後の成長の具体的な見通しは薄い。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

認知度を上げるため、講習会、デモ施工、施工トレーニングの機会を増やす。車の保安部品を守る部品として売れるよう、幅広い車のデータを集める。

フィルムのメーカーから相手先ブランドでの供給を受け、コストを下げて販売を広げたい。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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