デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)飲食・宿泊京都府

電話番号から顧客を呼び出し、「いつもの」にこたえる

株式会社福助 京料理下鴨福助

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名株式会社福助 京料理下鴨福助
所在地京都府
業種仕出し料理・料亭
従業員数25人
事業の紹介仕出し料理および料亭。仕出し料理は近隣が対象。料亭は、ランチから法人、披露宴、お食事会まで幅広く対応。200人が入れるスペースあり。

この事例のポイント

  • 誰が電話に出ても、顧客ごとの留意点を踏まえた対応ができる状態をめざした。
  • 費用面で見送っていたCTIを、IT導入補助金が実施されていると知って導入に踏み切った。
  • 料亭の業務に合わせた顧客管理システムと、着信番号から顧客名を表示するCTIを組み合わせた。

事業の経緯

地域に支持されてきた実績を大切にし、リピートし続けてもらえるようサービス力をあげたいと考えていた。注文受けはほとんどが電話で、紙の台帳管理では電話口ですぐ探しにくかった。

CTIは費用的に手が届かないと見送っていたが、IT導入補助金が実施されていると知って対応ITツールを探し、料亭向けの顧客管理システムとCTIを導入した。

事業の内容

  1. 課題:電話注文の顧客対応地域に支持されてきた実績を大切にし、リピートし続けてもらえるようサービス力をあげたいと考えていた。注文受けはほとんどが電話で、常連顧客は電話で詳しいことを言わないケースもある。電話番号から名前がわかるようにしたい(通販などで顧客側も経験済)。
  2. 課題:紙の台帳管理顧客ごとの留意点などは記録しているが、紙の台帳管理では電話口ですぐ探しにくい。同じことをまた聞いてしまうと失礼にあたることもある。誰が電話に出てもしっかりとした対応をして満足度を高めたいと考えていた。
  3. 取り組み:IT導入補助金でCTIを導入着信した電話番号から顧客データが引き出せるCTIに興味はあったが、費用的に手が届かないと見送っていた。しかし、IT導入補助金が実施されていると知り、対応ITツールを探した。問い合わせたIT事業者が名古屋からすぐきてくれ、料亭向けの顧客管理システムとCTIの仕組みについて話を聞いた。わかりやすい説明で対応も早く、導入を決意した。
  4. 取り組み:導入したITツール「神対応(料亭版)」は、顧客管理システムを料亭の業務に合わせて制作したITツールで、顧客ごとに前回の注文や留意点などを記載し参照できる。料亭版では、利用目的を記録しておくと、例えば法事のように数年後にリピートの可能性がある場合はお知らせが出る仕組みもある。「おもてなし電話」は、かかってきた電話番号から、登録してある顧客名をパソコン上に表示する中小企業向けのCTIシステムで、「神対応」に登録されている顧客情報をワンクリックで呼び出せる。

補助金を使った経費

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

ソフトウェア費顧客管理システム「神対応(料亭版)」
ソフトウェア費CTIシステム「おもてなし電話」

事業の効果

  • 電話の相手が誰かを把握して安心して電話に出られ、過去の記録を参照できるので、「いつもの」というオーダーにもこたえられる。
  • 顧客が苦手なものや前回の要望などを間違いなく反映できるようになった。
  • データが蓄積されたら、法事が近づいたら案内をするなどの提案も行える。
出典

今後の展望

データが蓄積されたら、法事が近づいたら案内をするなど、顧客への提案も行えると考えている。

この事例の取り組み

飲食・宿泊のほかの採択事例

飲食・宿泊の事例をすべて見る

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)について

直近の26年4次の採択率は44.4%(応募1,836件・採択816件)。いま申請できる回は「デジタル化・AI導入補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

最新の公募を見る