母のカフェを継ぎ、無添加の冷凍食品で中食市場に乗り出す

cafeつむぎ

成果機器の導入後の初月に、過去最高の売上を記録した。

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この事例のポイント

  • 創業者の母が70歳に近づき、体力やコロナ後の営業の変化への対応が課題になった。
  • 事業譲渡で設備、従業員、顧客をすべて引き継ぎ、個人事業主として開業した。
  • 厨房を広げ、加熱、真空包装、急速冷却、冷凍保管の機器を一通りそろえた。
  • 敷地内の幹線道路沿いに冷凍自販機を置き、24時間売れるようにした。

事業者のプロフィール

事業者名cafeつむぎ
所在地埼玉県
業種カフェ
従業員数5人

事業の経緯

埼玉県で、創業者の母が営んできたカフェを引き継いだ。母が70歳に近づき、体力面の不安やコロナによる営業の変化への対応、新しい事業の展開を考え、さまざまな経験を積んだこのタイミングで承継を決めた。

2022年11月、事業譲渡で設備、従業員、顧客をすべて引き継ぎ、個人事業主として開業した。

承継後は、手作りの無添加の料理を冷凍食品にして売る中食の事業に取り組んだ。厨房を広げ、調理と冷凍の機器、冷凍自販機をそろえた。

機器を入れた後の初月には、過去最高の売上を記録した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 母の体力とコロナ後の変化創業者の母が70歳に近づき、事業を広げていくには体力面の不安があった。コロナで営業のスタイルも変わり、新しい事業への対応が必要になっていた。

やったこと

  1. 事業譲渡による承継事業譲渡で設備、従業員、顧客などの経営資源をすべて引き継ぎ、2022年11月に個人事業主として開業した。経営革新計画も2023年1月に承認を受けた。
  2. 厨房の拡張冷凍食品を作るため、厨房の拡大工事と既存部分の補修、新しい設備の導入工事を行った。
  3. 調理と冷凍の機器焼き物やハンバーグ、プリン、ケーキを均一に作るスチームコンベクションオーブン、煮込み用の業務用圧力鍋を入れた。熱いまま包める真空包装機、品質を保って冷やすブラストチラー、保管用の冷凍冷蔵庫、冷却用の製氷機もそろえた。
  4. 冷凍自販機作った冷凍食品を敷地内の幹線道路沿いで24時間売れるよう、冷凍自動販売機を置いた。

補助金を使った経費

  • 厨房の拡大・補修・設備導入工事スチームコンベクションオーブン業務用圧力鍋業務用真空包装機ブラストチラー業務用冷凍冷蔵庫業務用製氷機冷凍自動販売機経費の区分:設備費同じ区分の事例 ›

事業の効果

  • 機器の導入で生産効率が上がり、導入後の初月の2023年3月に過去最高の売上を記録した。
  • 新しくスタッフを採用し、ベテランを冷凍食品の開発と製造に充てる体制にした。
  • 広げた厨房と機器を使い、売上の増加と雇用につながった。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.5 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的母が70歳に近づき体力やコロナ後の営業変化への対応が課題だったと、承継の目的と必要性が具体的に書かれている。
  • 4
    売上・利益の見込み導入後の初月の2023年3月に過去最高の売上を記録し、冷凍自販機で24時間販売する経路も加わっている。ただし増加額の数字はない。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    母が70歳に近づき体力やコロナ後の営業変化への対応が課題だったと、承継の目的と必要性が具体的に書かれている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    事業譲渡で設備・従業員・顧客を引き継ぎ、2022年11月開業、2023年1月経営革新計画承認と段階が示されている。体制もスタッフ採用で補強されている。

収益性4.0
  • 売上・利益の見込み4

    導入後の初月の2023年3月に過去最高の売上を記録し、冷凍自販機で24時間販売する経路も加わっている。ただし増加額の数字はない。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    従業員と顧客を引き継ぎ、新規スタッフ採用やベテランの開発・製造への配置で体制を整えており、承継後の事業継続と成長の道筋がある。

事業者の声

新たな設備を導入できたことにより、業務の効率化が図れ、売上向上につながっている。

今後、本格的に冷凍食品を製造販売することで、新たな顧客を獲得できる。

オリジナル冷凍食品を製造販売することで、中食事業に参入でき、冷凍自販機、ECサイト、ふるさと納税返礼品等での販売が期待でき、事業の拡大、雇用の促進につながる。

埼玉県のカフェ(従業員5名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

冷凍食品の販売に加え、ふるさと納税の返礼品やネット販売に広げたい。学校や法人からの弁当の大量注文にも応えられる機器が入ったので、営業と販売促進に取り組む。

予約制で仕込みやシフトを調整できるため、地域の主婦などの人材を生かしたい。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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