リユース容器シェアリングサービスMegloo(メグルー)

神奈川県の情報通信業の会社が、ものづくり補助金で、リユース容器の開発と貸し借りアプリの開発に取り組んだ採択事例です。

株式会社カマン

この事例のポイント

  • 廃プラスチックの削減が社会的な課題となっています。
  • 補助事業では、店舗のニーズを汲み取った容器開発と、オペレーションシステムとなるアプリの開発に取り組みました。
  • リユース容器は全国7都市で利用されています。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社カマン
所在地神奈川県
業種情報サービス業

事業の背景

日本は一人あたりのプラスチックごみ排出量が米国に次いで2位と言われています。特に家庭ごみでは、容積の約2/3を占めるうちの約50%弱を包装・容器等のごみが占めています。

こうした社会課題の解決を事業としたのがリユース容器のシェアサービス「Meg loo(メグルー)」です。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • その他廃プラスチックの削減が社会的な課題となっています。
  • その他使い捨てカップ等の容器ごみを削減できないかという問題意識を持っていました。

やったこと

補助事業では、店舗のニーズを汲み取った容器開発と、オペレーションシステムとなるアプリの開発に取り組みました。容器は洗いやすく、汁物でも溢れないという条件を満たす必要がありました。

量産は金型で行う計画です。プラスチック素材でもチープな印象を与えない質感と、パッキンを使わない密閉性の確保も課題でした。

新しい製品・サービス:店舗を問わず利用できるリユース容器と、アプリを介して貸し借りができるシェアサービス「Meg loo(メグルー)」です。

補助金で入れた設備

経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。

事業の効果

リユース容器は全国7都市で利用されています。容器の購入やレンタルなど、顧客の要望に合わせて提供しています。

問合せはほとんどがWebからで、直接競合するサービスはほとんどありません。関心を持った団体等からの問い合わせも受けています。

出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)

審査の観点ごとの評価

新事業進出・ものづくり補助金

観点の平均3.3 / 514観点のうち11観点で評価

この事例が強かった観点

  • 4
    強み・弱みを踏まえた優位性直接競合するサービスがほとんどなく、問合せの大半がWebからという事実が、競争優位性を裏付けている。
  • 4
    顧客とニーズの裏付け飲食店のテイクアウト向けに購入またはレンタルを顧客要望に合わせて提供し、全国7都市で利用されている事実がある。
  • 4
    新しさ・高付加価値街中で容器を共有するリユース仕組みは直接競合がほとんどなく、同分野で新しい取組であることが読み取れる。

もう一歩だった観点

  • 2
    これまでの取組との一貫性社会課題への問題意識から事業化したとあるが、これまでの事業との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
経営戦略との整合性3.0
  • これまでの取組との一貫性2

    社会課題への問題意識から事業化したとあるが、これまでの事業との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    直接競合するサービスがほとんどなく、問合せの大半がWebからという事実が、競争優位性を裏付けている。

  • 課題の認識と解決3

    廃プラごみという課題を認識し、アプリで貸し借りできるリユース容器サービスで解決を図る方向性が示されている。

事業の実現可能性3.3
  • 付加価値・賃上げの目標ー

    公開情報では判断できません。

  • 事業を進める体制ー

    公開情報では判断できません。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    飲食店のテイクアウト向けに購入またはレンタルを顧客要望に合わせて提供し、全国7都市で利用されている事実がある。

  • 事業化までの道筋3

    質感や密閉性などの開発課題を挙げ、金型による量産で対応する方針が示されている。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性4.0
  • 新しさ・高付加価値4

    街中で容器を共有するリユース仕組みは直接競合がほとんどなく、同分野で新しい取組であることが読み取れる。

公的補助の必要性3.5
  • 波及効果・雇用3

    日本の一人あたりプラごみ排出量が米国に次ぐ2位と言われるなど、社会的な課題解決への意義が示されている。

  • 費用対効果ー

    公開情報では判断できません。

  • イノベーションへの貢献4

    アプリを介して容器を貸し借りする新しいサービスモデルを構築し、全国7都市で展開している。

政策面3.0
  • 成長分野への進出3

    廃プラスチック削減という社会課題への対応として、使い捨てからリユースへの転換を目指している。

  • 地域経済への波及3

    地域での事業性検証を行っており、地域の店舗ニーズを汲み取った事業として位置付けられている。

同じ設備を入れた採択事例

出典・注記
  • 出典:公式の事例集(令和元年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文からAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 審査の観点:公募要領 p.44(審査項目)
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。