ものづくり補助金製造業埼玉県専門家確認済み

レーザー加工機の増設で、パイプの穴あけを数秒にする

有限会社天ヶ瀬工業

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名有限会社天ヶ瀬工業
所在地埼玉県
業種金属製品(筐体・搬送機・部品加工)の開発・設計・製造
従業員数32人
資本金300万円

この事例のポイント

  • ものづくり補助金で先端設備を入れ、差別化と競争力強化による付加価値向上に取り組んだ。
  • レーザー加工機を1台増設し、既存の機械加工機で10分/回かかっていたパイプの穴あけを数秒/回にした。
  • 独自の受注管理システムで業務量を30%以上減らし、ダイバーシティ経営で人材不足にも対応した。

事業の経緯

同社は創業以来一貫して、製品の筐体、搬送機、部品加工等、金属製品の開発、設計、製造を行っている。「美しい製品」づくりへの真摯な取組をテーマとして、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、徹底した検査体制のもと、信頼できる製品づくりに取組んでいる。2004年にISO9001を取得し、2009年には彩の国指定工場にも認定された。また、補助金等を活用した積極的な設備投資により生産性向上を図っている。

創業以来、金属製品の開発、設計、製造を行い、2004年にISO9001を取得、2009年には彩の国指定工場に認定された。補助金などを活用した設備投資で生産性向上を図っている。

ものづくり補助金でレーザー加工機を1台増設し、パイプの穴あけ加工を10分/回から数秒/回に縮めた。令和元年には約1千万円の投資と1年半をかけて開発した受注管理システムを導入し、業務量を30%以上減らした。

事業の内容

  1. 課題:パイプの穴あけ加工に時間がかかるパイプの穴あけ加工は多品種の製品で必要な工程である。既存の機械加工機では1回に10分を要していた。
  2. 取り組み:レーザー加工機の増設ものづくり補助金を活用した先端設備導入を積極的に行い、差別化、競争力強化による付加価値向上に取り組んでいる。レーザー加工機の1台増設で余力が生じた際には、10分/回を要していたパイプの穴あけ加工を、レーザー加工機を用いて数秒/回で行えるようにした。
  3. 課題:エクセルによる受注から集金までの管理見積り、受注、出荷、請求、集金までの業務を、これまでエクセルで行っていた。
  4. 取り組み:受注管理システムの自社開発見積り、受注、出荷、請求、集金までの流れを一元管理できる独自の受注管理システムを、約1千万円の投資と1年半の期間をかけて開発し、令和元年に導入した。業務課と生産管理課のシステムを連動させ、どの部署からもすべての情報が把握でき、製品時の情報をリアルタイムに確認できる。
  5. 課題:高齢化や人材不足近年の高齢化や人材不足などの課題があった。
  6. 取り組み:ダイバーシティ経営と働き方改革従業員を一番大切と考え、一人ひとりの性格や能力を適正に判断して適材適所に配置している。高齢従業員や他社を定年退職した人材、外国人などの採用に加え、女性若手従業員に責任のある業務を任せて女性活躍を積極的に進めている。また、勤務時間や定休日を変更するなどの働き方改革を推進して、作業効率の向上や働く環境の整備を行い、OJTによる技術伝承にも力を入れている。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費レーザー加工機(1台増設)

事業の効果

  • パイプの穴あけ加工が10分/回から数秒/回になり、飛躍的に生産性が向上した。
  • 総加工時間を5%以上削減することができ、付加価値向上につながった。
  • 受注管理システムの導入により、受注管理にかかる業務量が30%以上減少した。
  • 業務部門の残業時間はもちろん、会社全体としての残業時間が大きく減少した。

審査項目に合っていた点

ものづくり補助金の審査項目

合致した審査項目3 / 5項目
直近の回(23次)の採択率35.1%応募1,275件・採択448件

出典:公募要領 p.44(審査項目)

◎経営戦略との整合性補助金を活用した先端設備の導入で、差別化と競争力強化による付加価値向上を図る方針をとっている。この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性レーザー加工機の増設で余力が生じ、パイプの穴あけを10分/回から数秒/回に短縮できた。この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性加工時間の短縮が、総加工時間の5%以上の削減と付加価値向上につながった。この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。
—政策面公開されている事例からは読み取れません。

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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出典

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ものづくり補助金について

直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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