ものづくり補助金製造業茨城県専門家確認済み

若手経営者10社の共同受注体で、地域完結型のものづくりを築く

株式会社エムテック

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名株式会社エムテック
所在地茨城県
業種精密切削加工(自動車部品・医療機器部品)
従業員数30人
資本金1,000万円

この事例のポイント

  • 中小企業10社の若手経営者が集まり、一社では参入が難しい成長産業分野へ共同で参入した。
  • ものづくり補助金による設備投資と、ドイツの展示会などでの海外への販路開拓を組み合わせた。
  • 一つの大手企業に頼らない、企業城下町の新しいビジネスモデルをつくった。

事業の経緯

創業以来、旋盤による小物丸物の加工を行っており、現在はNC旋盤設備による加工分野で品質とコスト力を武器に自動車部品の生産を主に行っている。サポイン事業を活用し、体内に入るような微細長尺部品の技術開発を行う等、医療機器業界への参入に注力している。2013年には独デュッセルドルフ市内への関連法人設立、医療系ISO13485の取得によって、遠隔操作型手術用ロボの精密部品や鉗子などの医療系精密部品を輸出しており、積極的に欧州に展開している。

創業以来、旋盤による小物丸物の加工を行い、現在はNC旋盤設備による加工で、品質とコストを武器に自動車部品の生産を主に行っている。2013年にはドイツ・デュッセルドルフ市内に関連法人を設立し、医療系の国際規格ISO13485を取得して、遠隔操作型手術用ロボットの精密部品や鉗子などの医療系精密部品を欧州へ輸出している。

中小企業10社の若手経営者が集まり、同社社長が中心となって異業種共同受注体「GLIT」を設立した。ものづくり補助金を活用した設備投資や、ドイツの展示会への出展などで、医療機器市場や海外への販路を広げ、設計開発・試作・量産まで一括で対応できる体制を築いた。

事業の内容

  1. 課題:一社では参入しにくい成長産業分野中小企業一社では参入することが困難な成長産業分野へ、共同で参入することをめざした。従来は自動車関連部品が得意分野の中心だった。
  2. 取り組み:異業種共同受注体「GLIT」の設立中小企業10社の若手経営者が集まり、同社社長が中心となって異業種共同受注体「GLIT」を設立した。切削、プレス、設計、組立、鋳造、板金加工、ネジやバネの微細加工など、各分野で高い技術力を持つ企業が参画している。
  3. 取り組み:ものづくり補助金で設備投資参画する各企業は、ものづくり補助金を活用した設備投資や、国内をターゲットとした販路開拓などに積極的に取り組んでいる。戦略的基盤技術高度化支援事業を活用した技術開発も行い、従来得意とする自動車関連部品以外にも、医療機器市場への参入など販売チャネルの多角化を進めた。
  4. 取り組み:海外への販路開拓ドイツの展示会(COMPAMED、electronica)への出展や、RIT事業による現地クラスタ(企業群)との産業交流、現地への関連法人の立ち上げなどにより、海外への販路開拓に取り組んでいる。

事業の効果

  • 同社が持つ強みを見える化することで、地域全体としての強み(技術、品質、コスト、納期など)を最大限に活用できるようになった。
  • 共同受注体「GLIT」は、設計開発・試作・量産まで一括で対応でき、医療・介護関連では放射線測定用ファントムや病床見守りシステムといった装置の設計・開発の受注実績を持つ。
  • 一つの大手企業に依存しない、第4次産業革命を見据えた企業城下町の新しいビジネスモデルを構築した。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中2項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性各社の技術力を生かして成長産業分野へ共同で参入する方針と、設備投資が結び付いている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
—事業の実現可能性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
◎新市場性・高付加価値性自動車関連部品以外に、医療機器市場や海外市場へ販路を広げている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
—政策面公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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成果外注先では抜取方式だった強度試験を自社で全数試験にし、品質診断サービスも加えて自社製品の付加価値を高めた。

鎖製造の技術を生かしたホタテ桁曳網で漁具事業を伸ばしてきた。

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3回のものづくり補助金で、焼戻装置、高周波焼き入れ装置、YAGレーザー溶接装置を導入した。

出典

今後の展望

共同受注体「GLIT」で、地域全体の強みを生かし、医療・介護などの成長産業分野や海外市場へ広げていくことをめざしている。

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