ものづくり補助金製造業北海道専門家確認済み

補助金で機械化と新技術を実現し、海外で売れる焼きおかきをつくる

株式会社北海道米菓フーズ

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名株式会社北海道米菓フーズ
所在地北海道
業種米菓の製造(焼きおかき)
従業員数10人
資本金700万円
相談先公設試験研究機関

この事例のポイント

  • 職人しかできなかった原料製造の工程を機械化し、作業時間が3分の1以下になった。
  • 海外バイヤーのニーズから、賞味期限が長く、ヘルシーな焼きおかきを開発した。
  • 公設試と共同で、他では真似できない製造技術の特許を共同出願している。

事業の経緯

同社は、「お子様からお年寄りまでが安心・安全に。さらに北海道産にこだわった商品をつくりたい」との想いから、2011 年に米菓製造業として創業。道産原料にこだわり、生産者から直接仕入れ、コストを抑制。少人数かつ多様な人材が、多品種小ロットの国内向けOEM 生産と、輸出向けヘルシー焼きおかき等PB 生産を行う。海外バイヤーやインバウンドからの具体的なニーズに基づき、公設試と共同で他では真似のできない製造技術を確立し、堅調に外需を獲得。

「お子様からお年寄りまでが安心・安全に、さらに北海道産にこだわった商品をつくりたい」との想いから、2011年に米菓製造業として創業した。道産原料にこだわり、生産者から直接仕入れてコストを抑えている。

平成26年度のものづくり補助金で原料製造を機械化し、生産性を約30倍に高めた。平成28年度の補助金では、油とでんぷんを使わない業界初の味付け焼きおかきを開発し、海外受注が急増した。

事業の内容

  1. 課題:揚げおかきの賞味期限とカロリー従来の揚げおかきは、油焼けにより賞味期限が短く、高カロリーという課題があった。原料製造の工程は職人による作業でしかできなかった。
  2. 取り組み:ニーズの収集と商談会社長自ら、海外バイヤーや地元の有名動物園を訪れるインバウンドのニーズを収集・分析し、賞味期限が長く、油とでんぷんを使わないヘルシーな焼きおかきを開発した。商談会に積極的に参加し、健康志向の海外バイヤーから受注を獲得した。
  3. 取り組み:ものづくり補助金で原料製造を機械化平成26年度のものづくり補助金を活用して、職人による作業でしかできなかった原料製造の工程を機械化した。1人の従業員が複数の機械を同時に操作できるよう、マニュアルの作成や研修に取り組んでいる。中間流通事業者を通さず、契約先の米生産者から直接仕入れてコストを抑えている。
  4. 取り組み:ものづくり補助金で新しい味付け焼きおかきを開発海外バイヤーから「賞味期限延長」と「ヘルシー」のニーズを受け、平成28年度のものづくり補助金を活用して、油とでんぷんを使わず、米から調整した液状物質を米菓にスプレーする業界初の味付け焼きおかきを開発した。この技術は、公設試と特許を共同で出願している。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費原料製造工程の機械化の設備
機械装置・システム構築費味付け焼きおかきの製造技術の開発

事業の効果

  • 創業から6年で海外売上比率が42%になり、現在11か国へ輸出している。
  • 原料製造工程の機械化で作業時間が3分の1以下に短縮され、形状の不揃いもなくなり、生産性が約30倍に向上した。
  • 国によって輸入規制がある飽和脂肪酸などが含まれないため通関手続きが容易になり、海外受注が急増した。
  • 揚げおかきに比べて、リードタイムが3割短縮した。

審査項目に合っていた点

ものづくり補助金の審査項目

合致した審査項目3 / 5項目
直近の回(23次)の採択率35.1%応募1,275件・採択448件

出典:公募要領 p.44(審査項目)

◎経営戦略との整合性海外バイヤーのニーズを調べ、そこに合う商品と製造の仕組みを整えている。この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性機械化によって、生産性が約30倍になり、海外売上比率は42%になった。この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性油とでんぷんを使わない業界初の製造技術で、海外の健康志向の需要に応えている。この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。
—政策面公開されている事例からは読み取れません。

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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ものづくり補助金で機械とICT・IoT環境を整え、設備の負荷状況を一元的に見ながら生産計画を立てている。

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ものづくり補助金でマシニングセンタを導入し、独自に開発した専用加工ジグと組み合わせてプライヤーの加工を効率化した。

出典

相談先と計画づくり

その他公設試験研究機関

海外バイヤーとインバウンドの具体的なニーズをもとに、公設試と共同で製造技術を確立した。

今後の展望

海外のニーズに基づく独自の製造技術で、堅調に外需を獲得し、さらなる生産性の向上に取り組んでいく。

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ものづくり補助金について

直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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