花の定期便の体制をつくり、店をショールームに変えて販路を広げる

フラワーカドヤ(売上高:1億円未満)

成果来店客数に左右される店頭販売とは別に、定期的な売上を見込める形ができた。

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この事例のポイント

  • コロナの影響で店の売上が大きく減り、事業を続けられないおそれがあった。
  • 家で過ごす時間が増え、観葉植物や緑を求める声が高まっていた。
  • 店内に定期便のスペースをつくり、見せる展示としても使えるようにした。
  • 全国の花の生産者と組んだ販売促進で、生産者の所得にも貢献したいと考えている。

事業者のプロフィール

事業者名フラワーカドヤ(売上高:1億円未満)
所在地福井県
業種生花・観葉植物の販売店

事業の経緯

中心街で生花と観葉植物を扱う店で、花のある暮らしを届けることを大切にしてきた。新型コロナの影響で店の売上が大きく落ち込み、このままでは事業を続けられないおそれがあった。

一方で、家で花や緑を楽しみたいという声は高まっていた。こうした需要に応える取り組みを進めるため子が事業を引き継ぎ、事業承継・引継ぎ補助金で定期便のスペースを整え、店をショールームに変えた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 店の売上の落ち込み花で暮らしにやすらぎを届けたいと考えてきたが、新型コロナの影響で店の売上が大きく減った。このままでは事業を続けられないおそれがあった。
  • 新しい需要への対応一方で、家や贈り物で花を楽しみたい人もいた。花の農家を巻き込んだ新しい催しで、生花の需要を広げる好機とも考え、新しい取り組みのために事業承継を行った。

やったこと

  1. 定期便のスペース整備店内に、生花と観葉植物の定期便用のスペースを整えた。店の見せる展示の一部にも使い、販売促進につなげるようにした。
  2. 店のショールーム化中心街にある店を、人目を引くショールームのような店に変えた。店の価値を高め、定期便の強化とあわせて販路を広げる。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 観葉植物を中心にした定期便を強め、来店客数に左右されない定期的な売上を見込めるようになった。
  • 店をショールーム化し、花のある暮らしを根づかせる長い目での販売促進を始めた。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.3 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的コロナで売上が大きく減り事業継続のおそれがあったため、子が承継して定期便とショールーム化に取り組んだ経緯が明確に書かれている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    コロナで売上が大きく減り事業継続のおそれがあったため、子が承継して定期便とショールーム化に取り組んだ経緯が明確に書かれている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    店内の定期便スペース整備と中心街の店のショールーム化という具体的な取組と外注費の記載があり、実施内容は明確。スケジュールや体制の記述は薄い。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    来店客数に左右されない定期的な売上を見込めるようになったと述べているが、売上の増加額や割合の数字は示されていない。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    承継後も店舗を拠点に定期便を強化し、長い目での販売促進を始めたとあり、継続と成長の方向性が示されている。生産者との連携による波及も見込む。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

法人向けの商品づくりや品ぞろえの拡充、見せる展示による店の価値の向上で他の店との違いを出し、利益を伸ばす。全国の花の生産者と組んだ販売促進で売上を広げ、地域と全国の生産者の所得増にも貢献したい。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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