目視検査に頼っていた包装ラインを自動検査化し、能力を75個/分から100個/分に
株式会社ハシモト✓ 経産省などの認定・選定
成果包装ラインの能力 75個/分→100個/分
島根県の従業員12人の製造業者が、ものづくり補助金で活貝水槽や真空包装機を導入し、高鮮度の冷凍加工体制を整えた採択事例です。
株式会社SOL JAPAN
| 事業者名 | 株式会社SOL JAPAN |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 松江市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 2億円 |
| 設立 | 1962年 |
1962(昭和37)年に漁師だった初代が松江市鹿島町で鮮魚や青果の移動販売として創業しました。その後、松江市西茶町を拠点に鮮魚の卸・小売りを中心に事業を広げ、飲食店の経営にも挑戦しました。
想定を超えるペースで減少が進む県内人口などを背景に、2020(令和2)年に全ての飲食事業部を閉業し、現在地へ本社を移転して、鮮魚卸業を主軸に再スタートしました。
抱えていた課題
やったこと
2021(令和3)年の補助事業で大規模設備を導入しました。容量が約4倍となった紫外線殺菌装置付きの活貝水槽システムを導入し、サザエやカニを生きたままストックできるようにしました。
真空包装機(TOSEI製 V930DL)を導入して処理性能を向上させ、出荷用ストックのための冷凍スペースも確保しました。スーパーフリーザー(DF-500)と合わせて、鮮魚を迅速に加工したのち電磁波と−35℃の冷気で急速凍結し、高い鮮度を維持できるシステムを整えました。
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
真空包装機の導入で処理性能が向上し、出荷に合わせて冷凍在庫をスムーズに出せるようになりました。紫外線殺菌装置の設置により一般生菌数の減少も期待できるようになりました。
大口の受注にも対応できるようになり、高い鮮度の特殊冷凍加工品を国内外で販売しています。北米を中心に輸出を広げ、現在は年商の約4割を占めています。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
鮮魚卸業を原点に飲食事業を閉業し、鮮魚卸を主軸に再スタートした経緯が書かれ、事業の一貫性が読み取れる。
人手不足で加工魚が求められる市場ニーズを把握し、北米輸出が年商の約4割を占めるなど、外部環境と自社の加工技術を結びつけている。
人口減少による飲食事業の閉業という課題を認識し、鮮魚の特殊冷凍加工で高付加価値化を図る方向が示されている。
付加価値向上の目標値や賃上げの数値目標は記載がなく、実現可能性を判断する材料が薄い。
高い加工技術と知識を持つスタッフが迅速に処理する体制があり、HACCP認証も取得している。
海外バイヤーや商社から高い評価を得て、脂質含有量のエビデンスを示し価値相応の価格で買い取られるなど選ばれる理由が明確。
スケジュールや中長期の課題検証、解決方法の記述は見当たらず、遂行方法は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
特殊冷凍加工で産地と変わらない鮮度を実現し、ノドグロの刺身として海外で高い評価を得て価値相応の価格を獲得している。
漁業活性化や生産者への還元を目指し、地域の水産業への波及効果が示されている。
公開情報では判断できません。
地域の魚の魅力を発信する方向性はあるが、先端的デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は記載が薄い。
公開情報では判断できません。
島根産の未利用魚トビウオの加工品開発など地域の特性を活かし、輸出で年商の4割を占める高付加価値事業となっている。
設備の大規模化で商圏拡大を狙います。
本当に美味しいものは、付加価値を高めて発信すれば高いニーズを得られる。まだまだ埋もれている島根の魚の魅力を発信して、大きな可能性を引き出していきたい
価値に見合った値段で提供できれば、生産者である漁師さんにも還元できる。島根の漁業活性化にもつなげていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
株式会社ハシモト✓ 経産省などの認定・選定
成果包装ラインの能力 75個/分→100個/分
株式会社高橋海産✓ 経産省などの認定・選定
成果販売価格(1Kgあたり) 1倍→1.5倍
山梨銘醸株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果シール貼り精度が±1mmとなった