指導してきたいちご農園を譲り受け、滋賀県に生産拠点を広げる

株式会社おさぜん農園

成果生産拠点が増え、2023年12月〜2024年1月の売上が前年より26%増えた。

ホームページに使える公募中の補助金 2件を見る

この事例のポイント

  • 相手は大阪の飲食業の会社で、いちご事業に入ったときから栽培指導や観光農園の運営で支えてきた。
  • 相手が本業の飲食業に力を入れたいという意向から、事業譲渡で引き継いだ。
  • 栽培と観光農園のノウハウで生産拠点を広げ、いちご農家どうしのつながりづくりを進める。
  • 県内のいちご農家20名が集まる場を開き、取り組みを知らせて情報を交換した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社おさぜん農園
所在地京都府
業種いちごの生産と観光農園の運営
従業員数30人

事業の経緯

京都府でいちごの生産と観光農園を営む会社で、従業員は30名いる。大阪の飲食業の会社が2017年にいちご事業に入ったときから面識があり、滋賀県での栽培に挑む際には栽培指導や観光農園の運営を支えてきた。

相手が本業の飲食業に力を注ぎたいと考え、滋賀県の農業事業を引き継いでほしいと話があったため、2023年7月に事業譲渡で引き継いだ。補助事業では、圃場の拡充、ホームページの改修、新しい販路の開拓を進めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 取引先からの承継の申し出大阪の飲食業の会社とは、2017年にいちご事業に入ったときから面識があり、滋賀県での栽培に挑むときから栽培指導や観光農園の運営で支えてきた。相手が本業の飲食業に力を注ぎたいとの意向から、滋賀県の農業事業を引き継いでほしいと話があり、2023年7月に事業譲渡で引き継いだ。

やったこと

  1. 生産圃場の拡充滋賀県でいちごの生産を始め、新しい生産圃場を約1,200㎡広げた。
  2. ホームページの改修ホームページを作り直し、新しい場所で事業を行っていることを業界の内外に知らせた。
  3. 新しい販路の開拓2024年1月に大手小売の系列のバイヤーと商談し、取引が決まった。県内のいちご農家20名が集まる場を開き、自社の取り組みを知らせて情報を交換した。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 生産拠点が増えたことで、2023年12月〜2024年1月の売上が前年より26%増えた。
  • 県内のいちご農家20名が集まり、自社の取り組みを知らせて情報を交換できた。
  • 新しい販路が開け、業界での自社の認知度も上がった。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均4.0 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 5
    売上・利益の見込み生産拠点拡大後の2023年12月〜2024年1月の売上が前年比26%増と数字で示され、大手小売系列との取引開始も加わり収益増の根拠が強い。
  • 4
    承継を機にした取組の目的指導してきた取引先からの承継申し出という経緯と、相手の本業注力の意向が明記され、取組の目的と必要性が明確に読み取れる。
  • 4
    計画の具体性と体制2023年7月に事業譲渡、約1,200㎡の圃場拡充、2024年1月の商談成約と時系列が具体的で、外注費・設備費の内容も示されており実現性が高い。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    指導してきた取引先からの承継申し出という経緯と、相手の本業注力の意向が明記され、取組の目的と必要性が明確に読み取れる。

実現可能性4.0
  • 計画の具体性と体制4

    2023年7月に事業譲渡、約1,200㎡の圃場拡充、2024年1月の商談成約と時系列が具体的で、外注費・設備費の内容も示されており実現性が高い。

収益性5.0
  • 売上・利益の見込み5

    生産拠点拡大後の2023年12月〜2024年1月の売上が前年比26%増と数字で示され、大手小売系列との取引開始も加わり収益増の根拠が強い。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    既存の京都事業に加え滋賀県に拠点を広げ、農家20名との情報交換の場を設けるなど承継後の事業継続と成長の方向性が示されている。

事業者の声

新たな販路開拓が可能となり、既存事業とのシナジーも期待できます。ブランディングの観点から、業界における自社の認知度向上にも繋がりました。

京都府のいちごの生産と観光農園の運営(従業員30名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

滋賀県の独自品種の生産と販売を始め、栽培ノウハウと取引先との協業で新しい栽培技術の導入とコンサルティングを強める。SNSでのブランディング、夜のいちご狩りや食べ放題などの企画、展示会への出展で他社との違いを出す。

土地の天候に合った栽培の仕方をつくり、地域のいちご農家との交流や新規就農の相談にも応える。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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