ものづくり補助金製造業長野県専門家確認済み

先端設備と生産管理の見直しで、注文から3日で納品できる体制をつくる

株式会社ミナミサワ

国が公開している採択事例です

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ミナミサワ
所在地長野県
業種後付け式自動水栓の製造
従業員数25人
資本金1,008万円
相談先よろず支援拠点

この事例のポイント

  • 現場の状況にあわせて1個から販売できる少量多品種生産の体制を、ものづくり補助金で採択された先端設備を活用して構築した。
  • よろず支援拠点の支援を受け、生産管理体制の仕組みと在庫管理手法を改善した。
  • 月2回の研修会で自社の強み弱みの分析や5Sを学び、ビジョンや経営方針の共有を図っている。

事業の経緯

同社は感染予防・節水対策・手洗い負担の軽減などに有効な自動水栓の専門メーカーである。できるかぎり「後付け式」にすることで導入コストや工期等、お客さま、そして環境への負担軽減に取組んでいる。創業から受け継いできた「お客さまの困りごとを解決する」というマインドをベースに、様々な自動水栓機器を開発する。「MadeinNagano」製品にこだわりを持ち、同社の主要製品である自動水栓の製造部品の発注先の内、約80%は長野県内の企業と連携を図っている。

感染予防や節水、手洗い負担の軽減に役立つ自動水栓の専門メーカーで、できるかぎり後付け式にすることで導入コストや工期の負担を軽くしてきた。ニーズの高まりとともに競合メーカーも現れたが、利用現場の分析による最適化と多品種少量生産体制で克服している。

2012年度、2016年度、2017年度にものづくり補助金に採択された先端設備で少量多品種生産の体制を構築し、よろず支援拠点の支援で生産管理や在庫管理も改善した。2018年4月からは月2回の研修会を始めている。

事業の内容

  1. 課題:後付け式自動水栓のニーズ拡大と競合の出現同社の後付け式自動水栓シリーズは、センサーで手や人を感知して水を流す装置で、トイレや洗面台等に設置する。独自に開発した「後付け式」は導入コストの抑制や工期短縮に加え、大手メーカーがモデルチェンジ・生産を中止した商品への取り付けも可能で、商業施設やオフィス、病院など様々な公共施設で採用されている。ニーズの高まりとともに競合メーカーも出現した。
  2. 取り組み:多品種少量生産体制の構築利用現場の分析による最適化を図り、多品種少量生産体制を構築して克服している。「後付け」商品が特徴であるため、現場の状況にあわせて1個から販売できる少量多品種生産に対応した体制を、2012年度、2016年度及び2017年度に「ものづくり補助金」に採択された先端設備を活用して構築した。
  3. 取り組み:短納期化と生産管理の改善センサー、バルブ、電子部品等のほとんどを外部に発注しており、半製品化、ユニット化を図り、注文から3日間で納品できる短納期化に対応している。よろず支援拠点の支援を受け、受注生産、少量多品種生産に対応するため、生産管理体制の仕組みや在庫管理手法の改善を図った。
  4. 取り組み:職場環境づくりと産学交流2018年4月より、月2回、午前・午後の2グループに分けて、自社の強み弱みの分析、5Sの実践・理論、電話対応等について研修会を実施しており、オープンな職場環境を目指し、同社のビジョン、コンセプト、経営方針等の共有化を図っている。役員も含めた人員構成では、男性9人、女性16名と女性従業員が多く、働きやすい時間帯も考慮した職場環境づくりに取組む。また、社内人材の活性化のため、外部の分野専門家と連携して自動水栓の付加価値向上のための開発を実施している。

補助金を使った経費

ものづくり補助金の経費区分にあてはめると、次のとおりです。

機械装置・システム構築費少量多品種生産に対応する先端設備(2012年度・2016年度・2017年度の採択分)

事業の効果

  • 注文から3日間で納品できる短納期化に対応している。
  • 現場の状況にあわせて、1個から販売できる少量多品種生産に対応した体制を構築した。
  • 生産管理体制の仕組みや在庫管理手法の改善を図った。
  • 主要製品である自動水栓の製造部品の発注先の約80%は、長野県内の企業と連携している。

審査項目とこの事例の合っていたところ

ものづくり補助金の審査項目(5項目中3項目が合致)直近の回(23次)の採択率 35.1%(応募1,275件・採択448件)

◎経営戦略との整合性競合の出現に対し、少量多品種生産と短納期という方針で対応している。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 73件
◎事業の実現可能性よろず支援拠点の支援を受け、生産管理と在庫管理の仕組みも整えている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 68件
◎新市場性・高付加価値性後付け式という独自の強みを、現場に合わせた少量多品種生産で生かしている。出典:公募要領 p.44この項目が◎の事例 62件
—公的補助の必要性公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44
—政策面公開されている事例からは読み取れません。出典:公募要領 p.44

公募要領の審査項目に照らして当社の専門家が整理・確認したものです。実際の審査の点数や評価ではありません。審査項目は、いま募集している回の公募要領のものです。

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出典

相談先と計画づくり

よろず支援拠点よろず支援拠点

よろず支援拠点の支援を受けて生産管理と在庫管理の仕組みを見直し、月2回の研修会で社内にビジョンや経営方針を共有している。

この事例の取り組み

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ものづくり補助金について

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