左右の太さがずれるバチを自動切削装置で精密加工し、一日110組に増産
株式会社浅野太鼓楽器店✓ 経産省などの認定・選定
成果一日当たりのバチ製作数 70組/日→110組/日
奈良県の農業・林業の会社が、ものづくり補助金で移動式製材機を導入し、山で木材を加工して製品を消費者へ届けた事例です。
| 所在地 | 奈良県 吉野郡下市町 |
|---|---|
| 業種 | 林業 |
| 設立 | 1967年 |
当社は吉野地域で約1,500haの山林を管理し、山林維持管理と搬出用作業道開設を事業の2本柱としています。2017〜2018年にFM認証とCoC認証を取得し、認証材の提供に取り組んできました。
原木市場への出荷が中心で、原木価格の低迷が続いていました。
抱えていた課題
やったこと
移動式製材機と周辺機器を導入し、自社管理山林の立木からニーズに合う木を選定して、市場基準とは異なる自由なオーダーメイドサイズで採材しました。原木搬出後すぐに製材することを可能にしました。
製材後は乾燥工程が必要なため、納品まで1年程度かかります。2021年には黒滝村の道の駅内に木工製品のショップ「rin+」を開業し、自社山の木材を使った製品を提供しています。
新しい製品・サービス:自社管理山林の立木から選定したオーダーメイドサイズの木材加工サービス
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
原木搬出後すぐに製材する流れを県内で初めて実現し、流通経路を簡略化したことで木材のトレーサビリティを確保しました。自分たちで伐った木を製品まで仕上げて消費者へ直接届ける生産プロセスを構築し、原木市場への出荷に比べて大きな付加価値を付与できる新たな販路開拓の手応えを得ました。
認証材にふさわしい製品を提供できるようになりました。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
300年の山林管理の歴史と、山林維持管理・作業道開設の2本柱を背景に、6次産業化を事業計画として位置付けている。
約1,500haの山林を自社管理し、自社の山から伐った原木を即製材する体制が、市場流通と比べた競争優位になっている。
原木価格の低迷と流通の不透明さを課題に挙げ、原木搬出後即製材と直販で付加価値を上げる実効性ある計画になっている。
付加価値向上は意図されているが、目標値や賃上げの数値目標が事例文中に示されていない。
FM・CoC認証の取得や、食品会社との連携、林業研修計画など、実施体制の材料が書かれている。
顧客に届けるオーダーメイドサイズの木材加工と、認証材の提供という価値、販路の方向性が示されている。
乾燥工程で納品まで約1年かかることなど課題を把握し、移動式製材機の導入と直販ショップ開業の段階が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
原木搬出後即製材は奈良県内発の取組とされ、市場基準と異なるオーダーメイドサイズ採材で高付加価値化を図っている。
山林管理の担い手不足や山守の高齢化、災害防止・環境保全への影響を挙げ、林業の維持という公的な意義がある。
公開情報では判断できません。
移動式製材機の導入と即製材、流通の簡略化によるトレーサビリティ確保が、林業のサプライチェーンの改善につながる。
6次産業化による林業の流通構造の変化に触れているが、日本経済の構造転換への言及は弱い。
奈良県吉野地域の約1,500haの山林と300年の歴史を活かし、地域の林業を支える6次産業化事業として地域成長に寄与する。
株式会社浅野太鼓楽器店✓ 経産省などの認定・選定
成果一日当たりのバチ製作数 70組/日→110組/日
株式会社モトタテ✓ 経産省などの認定・選定
成果加工工程数 3台→1台
usuiworks株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果生産効率は3割ほど向上した