高精度の測定器を入れ、寸法の測定を社内で行う

マサヤス鉄工所(売上高:1億円未満)

成果リードタイムが大きく縮み、これまで制限していた製品も受けられるようになった。

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この事例のポイント

  • 父の高齢化に加え、厳しい寸法公差や短納期に今の設備では応えにくくなっていた。
  • 高精度の画像寸法測定器を入れ、工程ごとの寸法の測定を社内で行えるようにした。
  • リードタイムが縮み、受注を制限していた製品も受けられる体制が整った。
  • ベテランの技術を若手に伝える仕組みづくりが課題である。

事業者のプロフィール

事業者名マサヤス鉄工所(売上高:1億円未満)
所在地愛知県
業種自動車部品の切削加工

事業の経緯

自動車部品の切削加工を営む会社で、父が高齢になってきていた。近年は寸法公差の狭い高度な製品や短い納期を求められることが増え、今の技術力と設備では応えにくくなっていた。

変わる事業環境に合う新しい取り組みを進めるため、子が承継した。

事業承継・引継ぎ補助金で高精度の画像寸法測定器を入れ、工程ごとの寸法の測定を社内で行えるようにした。リードタイムが大きく縮み、これまで受注を制限していた製品も受けられる体制が整った。

今は試作の加工をベテランの工員だけが担っており、その技術を若手に伝えることが課題になっている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 高まる精度と納期の要求父が高齢になってきたことに加え、近年は寸法公差の狭い高度な製品や短い納期を求められることが増え、今の技術力と設備では応えにくくなっていた。変わる事業環境に合う新しい取り組みのため承継した。
  • 工程ごとの寸法の測定切削部品は複数の工程を経て仕上げるため、正しい寸法で短い納期で納めるには、工程ごとに寸法を測る必要があった。

やったこと

  1. 画像寸法測定器の導入高精度の画像寸法測定器を入れ、寸法の測定を社内で行うようにした。これによりリードタイムが縮んだ。

補助金を使った経費

事業の効果

  • リードタイムが大きく縮んだ。
  • 生まれた時間で、これまで受注を制限していた製品も受けられるようになり、新しい受注に応えられる生産体制が整った。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.5 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的父の高齢化と高精度・短納期の要求増という事業環境の変化を承継の契機として明示しており、目的と必要性が明確。
  • 4
    売上・利益の見込みリードタイムが大きく縮み、これまで制限していた製品も受注できるようになったと記載され、受注機会の拡大による売上増が読み取れる。ただし数値の記載はない。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    父の高齢化と高精度・短納期の要求増という事業環境の変化を承継の契機として明示しており、目的と必要性が明確。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    高精度画像寸法測定器を導入し工程ごとの測定を社内で行う具体的な取組で、リードタイムが縮んだと記載されている。スケジュールや体制の詳細は乏しい。

収益性4.0
  • 売上・利益の見込み4

    リードタイムが大きく縮み、これまで制限していた製品も受注できるようになったと記載され、受注機会の拡大による売上増が読み取れる。ただし数値の記載はない。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    承継後に新しい受注に応える生産体制が整ったと述べられ、事業継続と成長の方向性は示されている。一方で若手への技術継承は課題として残されている。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

営業を一段と強め、顧客の求めを常に拾って技術開発につなげ、既存の顧客だけでなく新しい顧客も開拓する。加工のプログラムや刃物の調整を数値にして最適な方法を見つけ、高い精度の製品を納めて売上を大きく伸ばす。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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