大きな鋼板の曲げを2人でこなし、新しい市場に挑む
マルシン機工株式会社
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
大判の鋼板を少人数で高精度に曲げられる自動追従装置付きの折曲げ機を導入し、これまで断っていた大きな製品を自社でつくれるようにした。
株式会社ヒロ・コーポレーション
成果包装部門の人員が13人から4人になり、処理能力が1時間600パックから1,200パックになった。
| 事業者名 | 株式会社ヒロ・コーポレーション |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 |
| 業種 | 県産の鱧などを使った冷凍食品の製造販売 |
| 従業員数 | 42人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 相談先 | 阿南商工会議所 |
独自の加工技術と特殊な冷凍技術で徳島県産の鱧の加工商品を開発し、ブランド化してきた。県の「阿波の逸品」の認定・特選を受け、県産の農水産物を材料とする冷凍食品を製造販売している。鱧やタイを使った高付加価値の冷凍食品と、病院・介護施設向けの調理済み冷凍食品に強みを持つ。
包装工程は13名の手作業に頼り、調理部門の能力を生かせていなかった。地域の少子高齢化で増員が難しく、金融機関と地元の商工会議所からの情報提供をきっかけに、省力化投資補助金で包装ラインの自動化に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
中小企業省力化投資補助金の公募要領にある審査の観点10つで見ています
13人から4人、処理能力600から1,200パックと数字はあるが、省力化指数の値や算出根拠は書かれていない。
投資額や投資回収期間に関する記載は見当たらず、公開されている事例からは読み取れません。
生産性30%向上とあるが、付加価値額の年平均成長率は示されておらず、算出根拠も記載がない。
全自動深絞真空包装機、自動ラベル貼付機、金属探知機をベルトコンベアで連結した構成が示されている。
金融機関と商工会議所から補助金情報の提供を受けたとあるが、財務状況や資金調達の見込みは書かれていない。
充填から真空パック、ラベル貼り、計量・金属検査まで自動化する工程が順に示されているが、スケジュールは不明。
事業計画に定めた毎年約5%の賃上げ計画を示し、生産性向上による達成をめざすと明記されている。
空いた9人を下処理部門に回して生産性が30%上がり、人材確保や賃上げにつなげる取り組みが示されている。
県産の鱧を使い、徳島県産食材の利用拡大と地域経済への貢献が見込めると書かれている。
全自動化の設備導入は示されるが、ロボットや先端的デジタル技術の活用や新ビジネスモデルは書かれていない。
冊子の内容から、省力化投資補助金の経費区分にあてはめた区分です。
金融機関、阿南商工会議所からの情報提供がありました。
省力化設備導入にフレックスタイム制の採用を併せて、労働環境を向上させ、人員を確保しており、生産性の向上により、本補助事業に係る事業計画における毎年約5%の賃上げ計画の達成を目指しています。
徳島県の冷凍食品製造業(従業員42名)
| 商工会議所 | 阿南商工会議所 |
|---|
包装工程の自動化で9人を下処理部門に回し、生産性を30%高める計画にした。フレックスタイム制の採用と毎年約5%の賃上げ計画を事業計画に組み込んだ。
生産能力の向上で売上を拡大し、徳島県産食材の利用拡大と地域経済への貢献をめざす。労働環境の改善で人員を確保し、毎年約5%の賃上げ計画の達成に取り組む。
この事例と同じ徳島県では、中小企業省力化投資補助金で49社が採択されています(第1回〜第6回)。徳島県の採択事例と採択数を見る
マルシン機工株式会社
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
大判の鋼板を少人数で高精度に曲げられる自動追従装置付きの折曲げ機を導入し、これまで断っていた大きな製品を自社でつくれるようにした。
株式会社エステック
成果1回の検査時間が80分から15分に、1日の検査工数が40時間から7.5時間になった。
手動式の三次元測定機で行っていた部品検査にCNC三次元測定機2台と測定プログラム・成績書の自動作成ソフトを導入し、検査工程を自動化・デジタル化した。
株式会社久保商店
成果1日2.8時間かかっていた手作業が0.7時間になった。
創業113年の畳店が、両框裁断と片框縫いを自動で行う協働ロボットと畳割付計算ソフトを導入し、職人の手作業と身体の負担を減らした。
KOYASU FARM
成果イベントでは1日200〜300個のソフトクリームが売れ、コンテストやデザイン賞も受賞した。
山羊の乳でつくるアイスを商品化し、移動販売とイベントで売ってきた。
花の舞酒造 株式会社
成果給与計算までの作業時間が8割以上減り、労務管理の担当者に新しい仕事を任せられるようになった。
日本酒の製造・直営店・卸売で勤務形態が多様ななか、IT導入補助金でクラウド型の勤怠管理システムとスマートフォン打刻を導入した。
合同会社 石垣焼窯元
成果売上が自動で集計され、自動釣銭機との連動で現金の計算・集計作業がゼロになった。
200種類以上の商品の販売・在庫管理を正確にするため、IT導入補助金でカスタマイズできるパッケージ型の統合経営支援システムを選び、POSと自動釣銭機を導入した。
直近の第6回の採択率は63.9%(応募1,841件・採択1,176件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
最新の公募を見る