承継を機に包装を機械化し、新しい菓子づくりの時間を生む
有限会社銘菓処笑福堂
成果生産量が約1.2倍になり、残業も抑えられた。
| 事業者名 | 株式会社新家製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 |
| 業種 | 金属部品の加工 |
| 従業員数 | 20人 |
石川県で金属部品の加工を手がける町工場で、従業員は20名いる。企業から請け負う形で、高精度で多品種の部品を中量生産する技術を長年積み上げてきた。
前経営者が亡くなって後継者がいなくなり、財務面でも危機を抱えていた。
現代表は大手メーカーで30年間航空宇宙事業に携わり、後継者問題に役立ちたいと故郷の石川県での承継を志した。事業引継ぎ支援センターの後継者人材バンクで紹介を受け、トップ面談から7か月の2020年7月に株式譲渡で引き継いだ。
補助事業では、自社商品のコーヒーミルを量産するための設備を入れ、デモ機づくりや特許、展示会での発信を進めた。
抱えていた課題
やったこと
事業承継・M&A補助金
後継者不在と財務危機の中、2020年7月に株式譲渡で承継した目的と必要性が明確に書かれ、地域の町工場を守る動機も示されている。
人材バンク紹介からトップ面談を経て7か月で承継し、5軸マシニングセンター導入、デモ機完成、特許取得と段階が具体的に示されている。
消費者向け自社商品への展開と動画の視聴9万回超、展示会での需要把握が述べられるが、売上や利益の増加額は書かれていない。
従業員20名の既存の金属加工事業を基盤に、受託加工から自社商品へ広げる計画が示され、承継後の継続と成長の方向性が読み取れる。
認定・届出
加点持続化、事業承継・M&A
この認定の取り方と加点を見る ›大企業製造を経験した当方にとってはサプライチェーン全体の現実を知ることができたこと、経営改革のメソッドを学べたことは有意義だった。そしてどんなに小さな会社でも長年の蓄積による光る技術があることとその可能性を感じることもできた。埋もれている技術を現在の価値提供に繋げていくことや新たな技術も活用して磨いていくことで、新たな価値に繋がっていく可能性を感じている。
人材確保など大きな課題に直面しており、事業維持と成長に向けた町工場連携の可能性に挑戦できればと思う。
石川県の金属部品の加工(従業員20名)
デモ機を5台ほどつくり、コーヒー愛好家や専門家に試してもらって豆や淹れ方のレシピを開発する。商品の完成度を上げながらコストを下げる設計を進め、量産と販売の体制を整える。
当面は工場での対面販売を中心にし、将来は工場を兼ねたカフェ・ショールームをつくりたい。粉砕の仕組みはペッパーミルや山椒、穀物の製粉、食品残さの再利用などにも広げていく。
直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
最新の公募を見る有限会社銘菓処笑福堂
成果生産量が約1.2倍になり、残業も抑えられた。
株式会社能作✓ 経産省などの認定・選定
成果自社になかった宝石の調達や仕上げの技術を取り込み、2社の技術を組み合わせたジュエリーブランドの開発が進んだ。
株式会社和田挽物✓ 経産省などの認定・選定
成果精密部品の分野へ進む土台ができ、地元の品質管理認証を取得。
マルシン機工株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
株式会社やまと蜂蜜✓ 経産省などの認定・選定
成果年商は事業承継のときと比べて約2倍に。申請で作った事業計画が、その後の経営計画の軸になった。
城山工業 株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果部品の運搬が2名体制から1名体制になり、人の運搬が不要になった。