補助金の対象経費と採択例

ものづくり補助金の機械装置・システム構築費(建設・測量の機械)

採択された103件では、3Dプリンタ・スキャナが16%、検査・測定が8%、搬送・倉庫が4%に使われています。

対象になるもの(公募要領より)

対象
機械装置・システム構築費:専ら補助事業に使用する機械装置・工具器具、専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築・借用等。補助対象となる機械装置等は単価10万円(税抜き)以上。
注意
既存の機械装置・システム等の単なる置き換えに係る経費は対象外。
出典(2件)
  1. 新事業進出・ものづくり補助金 第1回 公募要領(28ページ)(確認日 2026年10月13日)
  2. 新事業進出・ものづくり補助金 第1回 公募要領(29ページ)(確認日 2026年10月16日)

新事業進出・ものづくり補助金革新的新製品・サービス枠

補助上限
750万〜2,500万円※※従業員数で変わる ※賃上げ特例で最大3,500万円
補助率
1/2(2/3※)※小規模・再生は2/3 ※地域別最低賃金引上げ特例適用時 2/3
公募要領のまとめを見る

建設・測量の機械の採択例

103件

丁張や測量の手間を3D建機で省き、施工精度を高める

株式会社イマナカ✓ 経産省などの認定・選定

使ったもの3D建機・測位衛星の受信機・ブーム・アームの角度センサー・事務所と現場の建機をつなぐクラウド施工管理システム

成果3D建機の導入により、事前の丁張作業が不要になり、施工途中で建機を止めて施工面を測量する作業もなくなりました。

設備導入建設・測量の機械業務システム・IT生産管理・工程管理

危険な傾斜地の測量を、ドローンと3次元レーザースキャナーで省力化

水新建設株式会社✓ 経産省などの認定・選定

使ったもの3次元レーザースキャナー・3次元CAD・3次元点群処理システムとソフトウェア一式・建設バーチャルリアリティ(VR)システム

成果高精度な3次元測量により作業人数や日数が大幅に省力化され、傾斜地や危険な場所にも立ち入らずに安全に計測できるようになりました。

設備導入3Dプリンタ・スキャナ建設・測量の機械業務システム・IT設計・CADソフト新事業・研究開発人材育成・賃上げ

2台の自動追尾トータルステーションでドローンを制御、熟練技術なしで安全に飛行

株式会社ジツタ✓ 経産省などの認定・選定

使ったものドローン自動追尾トータルステーション・ドローン制御用ソフトウェア

成果2台の自動追尾型トータルステーションの各々に人を配置することで、正確で安全な飛行を熟練技術を必要とせずに行う方法の確立に向けて、相互に受け渡すことができました。

設備導入建設・測量の機械新事業・研究開発新製品・技術開発

鉄筋の外注を自動切曲機と溶接機で自社化し、橋梁工事に参入

旭工業株式会社✓ 経産省などの認定・選定

使ったもの鉄筋自動切断機・鉄筋自動曲装置・型式TRB-10-5IIの鉄筋加工装置・ダイヤル式鉄筋曲機

成果従来型機種の限界であった直径最大32mmを大きく上回る鉄筋加工が可能になり、高速道路や橋梁工事にも参入できる体制が整いました。

設備導入溶接建設・測量の機械

採択された計画の傾向

解説記事

セントラルキッチンの補助金は?建物費が使える新事業進出・ものづくり補助金

セントラルキッチンの厨房棟の工事、調理ラインの機器、各店の発注を管理するソフトに使える国の補助金を、工事の有無と、ほかの店や施設に料理を売る新しい事業かどうかで選び分けます。配送車や機器の設置工事など対象外になりやすい費用と、公募を終えた事業再構築補助金の計画を今出すときの直し方も公募要領で確かめました。

更新 2026/10/18

修繕・改装・リフォーム費用は補助金の対象?建物費と修繕費の線引き

改装やリフォームの費用は、新しい事業や販路の開拓に必要なら補助金の対象になりえますが、維持のための修繕は原則対象外です。制度ごとの経費の区分、修繕との線引き、持続化補助金の改装の例、撤去費の扱いを公募要領で整理しました。

更新 2026/10/18

新事業進出・ものづくり補助金の採択結果はいつ?最新公募と過去の発表日

対象:新製品開発・新事業進出・輸出に設備投資する中小企業者・小規模事業者 上限:750万円〜7,000万円(大幅賃上げ特例で最大9,000万円)、補助率1/2・2/3 締切:第1回は2026年10月30日(金)18:00、採択発表は令和9年1月予定

更新 2026/10/18

新事業進出・ものづくり補助金の対象経費一覧|建物費・中古設備の扱い【2026年】

対象:新事業進出・ものづくり補助金(第1回公募)で使える経費の区分と条件 建物費:新事業進出枠・グローバル枠のみ。中古設備は3者以上の相見積で対象 締切:第1回は2026年10月30日(金)18:00

更新 2026/10/18

新事業進出・ものづくり補助金のグローバル枠|対象になる輸出と経費

グローバル枠は、自社の製品をまだ取引のない国・地域で売るために、国内の製造拠点を強くする事業に使う枠です。新たな海外市場の数え方、商社任せや現地生産が対象外になる理由、補助率と上限、海外旅費と通訳・翻訳費の条件を公募要領で整理しました。

更新 2026/10/18

ソフトウェア・クラウド利用料は補助金でどこまで出る?制度ごとの範囲

ソフトウェアの購入費やクラウドの利用料は多くの補助金で対象ですが、出る範囲は制度ごとに違います。経費の区分、月額の利用料が対象になる期間、自社開発の人件費や更新料の扱い、契約と支払いの注意点を5つの補助金の公募要領で比べました。

更新 2026/10/18

よくある質問

ものづくり補助金の機械装置・システム構築費で対象になるものは?

機械装置・システム構築費:専ら補助事業に使用する機械装置・工具器具、専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築・借用等。補助対象となる機械装置等は単価10万円(税抜き)以上。(新事業進出・ものづくり補助金の公募要領より)

機械装置・システム構築費で気をつけることは?

既存の機械装置・システム等の単なる置き換えに係る経費は対象外。(新事業進出・ものづくり補助金の公募要領より)

機械装置・システム構築費を使って採択された事例は何件ありますか?

Grantiaが集めたものづくり補助金の採択事例のうち6,742件です。採択された6,742件では、食品加工・包装が19%、金属の切削が16%、検査・測定が15%に使われています。

この経費を使った採択事例で、多い業種は何ですか?

多いのは製造業(5,270件・78%)です。次いで卸売業、小売業(332件・5%)、建設業(282件・4%)の順です。採択されやすさを示すものではなく、採択事例を数えた傾向です。

出典
採択事例:このページの採択事例6,742件を当社で数えたもの

導入された設備には、どんな用途が多いですか?

多いのは食品加工・包装(1,265件・19%)です。次いで金属の切削(1,057件)、検査・測定(1,012件)が続きます。いずれもものづくりの採択事例を数えた傾向です。

出典
採択事例:このページの採択事例6,742件を当社で数えたもの

採択事例では、どんな困りごとを解決していますか?

多いのは生産性・人手不足(5,538件・82%)です。次いで品質・技術(46%)、新事業・新市場(32%)の順です。ひとつの事例が複数の困りごとに当てはまるときは、それぞれに数えています。

出典
採択事例:このページの採択事例6,742件を当社で数えたもの

機械を入れ替えるだけでも対象になりますか?

いいえ、既存の機械装置の単なる置き換えは対象外です。公募要領には「既存の機械装置・システム等の単なる置き換えに係る経費は対象外」とあります。御社の投資が新製品・新サービスの開発につながるか、先に整理しておくと安心です。

出典
公募要領:新事業進出・ものづくり補助金 第1回 公募要領 p.28台帳で見る

自社で機械やシステムを作る場合の部品代はどう扱いますか?

機械装置・システム構築費に入ります。公募要領では「機械装置やシステムを自社で製作・構築する場合の部品の購入費は機械装置・システム構築費に入る」とされています。外注して製作する場合の扱いは別の決まりがあるため、あわせて確認してください。専門家に無料で相談できます。

出典
公募要領:新事業進出・ものづくり補助金 第1回 公募要領 p.28台帳で見る

出典:国・省庁などの公開情報をもとに当社が加工

経費区分はものづくり補助金の公募要領の区分にGrantiaがあてはめたものです。出典:全国中小企業団体中央会「ものづくり補助金 成果事例」、中小機構「補助金活用ナビ」をもとにGrantiaが集計